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海外文学・ミステリ・怪奇幻想文学・人文書の書籍編集。主な仕事に《世界探偵小説全集》《晶文社ミステリ》《KAWADE MYSTERY》《魔法の本棚》《バルトルシャイティス著作集》《高山宏セレクション/異貌の人文学》《白水Uブックス/海外小説 永遠の本棚》《誉れの剣》《ソーンダイク博士短篇全集》など。
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平原直美/芹澤恵訳『ヒロシマ・ボーイ』(作者は日系アメリカ人)。既刊2作(同じ版元)は「ナオミ・ヒラハラ」表記だったのに、この変更は作者自身の意向なのだろうか。

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ソーンダイク探偵譚「死者の手」の舞台は、イングランド南西端、コーンウォール半島沖合のウルフ・ロック灯台周辺の海域。海上に突き出した岩の上に高さ41mの灯台が建てられたのは1869年。海の難所で、この短篇でも霧の発生や複雑な潮流が印象的に描かれている。

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今日は《幻想の牢獄》《ローマの景観》で知られるイタリアの版画家・建築家ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの生誕300周年(1720生)。ド・クインシー『阿片常用者の告白』、ベックフォード『ヴァセック』からボルヘスまで、ロマン派やゴシック小説、幻想文学全般に与えた影響は計り知れない。

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新訳版の表紙はまた別の意味でギャップが・・・

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アダムスがこの絵を描いてから半世紀がたち、冷戦も過去のものとなった。21世紀の羊飼いがこの朝焼け空を見ることは、もうないのだろうか。

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お待たせしました、Uブックス版《我々の祖先》全3巻完結(全巻翻訳権取得)。刊行までの間に既刊『不在の騎士』『木のぼり男爵』も是非。

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『アガサ・クリスティーの失踪日記』とか、どこかから出てこないかな。

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チャールズ・アダムスといえば、この本も。『チャールズ・アダムスのマザー・グース』(国書刊行会)。訳者はマザー・グース・ミステリの第一人者、山口雅也。

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『幽霊島』(創元推理文庫)収録の「カンタヴィルの幽霊」はワイルドがユーモア小説の名手でもあったことを教えてくれる。英国の古い屋敷に憑いた幽霊が合理主義のアメリカ人一家を怖がらせようと奮闘するが空回りばかり。平井呈一の訳も絶品で、実はこういうのが一番合っていたのかも。

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ユルギス・バルトルシャイティス「絵のある石」(『アベラシオン』所収)やロジェ・カイヨワ『石が書く』の愛読者は必見。

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