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ふみひららさんのイラストまとめ


三十六歌仙擬人化×異能力×バトルのストーリー進行型一次創作企画、『ふみひらら』の公式アカウントです。主催→紺碧(@i007bbb)⚠️当企画は3L要素、キャラクターロスト、ショッキングな描写、地獄を含みます。
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高光は、残る力を振り絞って、弓を引く。

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「ん、なかなか上出来じゃないか。甘いものは好きだよ、まろ」

「そうでしょうとも!書庫にあった"すいーつれしぴ"というものを参考に致しました!」

そう言って彼が懐から取り出したのは、一冊の本だった。

その表紙には大きく『お家で簡単に出来る!スイーツレシピ』という字が書かれていた。

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挟み撃ちの状態のまま接敵するかと思われたとき、

「千とせまでかざれる松もけふよりは、君にひかれてよろづ代や経む」

口早に能宣が異能を詠唱した。

幻影と人麻呂の動きが止まる。

そのまま能宣は左へと体の向きを変え地面を蹴った。

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筆先を自らの傷口に付け、血を含ませる。

「春雨の、花の枝より流れこば、なほこそ濡れめ、香もやうつると。『散るをこそ』」

空中に五文字を描くと、敏行の両脇に黒い木の人形が現れる。

その二体は小大君の人形に飛びかかっていき、その瞬間黒い花弁が周囲に舞い上がった。

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「ご、ごめんなさい忠見様!つい……!」

「へ、へへ……大丈夫、ですよ……ふふ……肘打ちだけでもこの威力……流石です、へへ」

小大君の視線の先には、壁際まで吹き飛び、両腕を投げ出したままひっくり返っている忠見の姿があった。

腹に直撃したのか、腹を押さえながら変な笑い声を上げている。

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宗于の腕に椛が切り込んだ。

その瞬間、ぱっ、と、赤い飛沫が上がる。

「なっ……!?」

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「……どうか、降参してください。これ以上の戦いは無意味でしょう」

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公式NPC_5:凡i河i内i躬i恒

「僕は、凡i河i内i躬i恒、です。皆さんが期待するほどのものでもない…つまらない男です」



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【第拾参話】壬生忠岑 ロスト

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