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「ん、なかなか上出来じゃないか。甘いものは好きだよ、まろ」
「そうでしょうとも!書庫にあった"すいーつれしぴ"というものを参考に致しました!」
そう言って彼が懐から取り出したのは、一冊の本だった。
その表紙には大きく『お家で簡単に出来る!スイーツレシピ』という字が書かれていた。
挟み撃ちの状態のまま接敵するかと思われたとき、
「千とせまでかざれる松もけふよりは、君にひかれてよろづ代や経む」
口早に能宣が異能を詠唱した。
幻影と人麻呂の動きが止まる。
そのまま能宣は左へと体の向きを変え地面を蹴った。
筆先を自らの傷口に付け、血を含ませる。
「春雨の、花の枝より流れこば、なほこそ濡れめ、香もやうつると。『散るをこそ』」
空中に五文字を描くと、敏行の両脇に黒い木の人形が現れる。
その二体は小大君の人形に飛びかかっていき、その瞬間黒い花弁が周囲に舞い上がった。
「ご、ごめんなさい忠見様!つい……!」
「へ、へへ……大丈夫、ですよ……ふふ……肘打ちだけでもこの威力……流石です、へへ」
小大君の視線の先には、壁際まで吹き飛び、両腕を投げ出したままひっくり返っている忠見の姿があった。
腹に直撃したのか、腹を押さえながら変な笑い声を上げている。
公式NPC_5:凡i河i内i躬i恒
「僕は、凡i河i内i躬i恒、です。皆さんが期待するほどのものでもない…つまらない男です」
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