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『雲はれて』 青森県に広がる日本最大の砂丘猿ヶ森砂丘に、戦車道用弾薬の公開試験のために訪れた西住まほは、そこで同じ目的でやって来ていたミカと出会うのだが、この邂逅が不可思議な事態を招き… 表紙はいるかっとさん @iylcat00 、挿絵を鋸屋さん @nokogiriotoko に描いていただけました。
「/////!」 (キャプテン、安心してください! 私がきちんと受け止めますから! 受け止められなさそうでしたら、忍やあけびにレシーブでつなげますから!) 「/////!!!」
「//////////」 (戦車道に人生の大事なことがすべて詰まっているなら、学校は戦車道だけ教えたらいいじゃないかって? そうだね、もしうちの戦車をすべて黒森峰と同じにするといったらどうする?) 「///」 (そう、おもしろくなくなるのさ) 「////」 (アキはわたしの話を信用したためしがないね)
(ワーオ! 今日はふたりに祝ってもらえて最高の誕生日だわ! ナオミはすぐに逃げちゃうから、かわりにアリサをその分抱きしめてあげるわね!) 「//////!」 (つぶれちゃう? いいえ、幸せに押しつぶされそうなのは私の方よ!)
「なあ、ミカ、この冬一番の寒波がいすわったあげく、あいにくの雪空、 審判団の到着が遅れて試合が開始できずにいるなか、マフラーは一本きりしかない。 こんな時、おまえならどうする?」 (ホットココアと焼きたてのスフレが出てくるのはいつかたずねるね)
(もう年の瀬ですから、普段使っておりますこの紅茶の園は特に念入りに掃除いたしますわよ! でも、流石に、古い建物ですわね。 特に床はずいぶんとがたがきておりますわ) 「///////////」 (去年はここまでぼろぼろではなかったんでございますの?!)
(どうして、ミカ、お前もサンタの格好をしている?) 「全ての子どものためには、サンタひとりでは手に余るだろう?」 (なら、どうして、他の場所に行かないんだ?) 「まだまほさんに『メリークリスマス』といってないからね」 (そういうことなら、もう少し一緒にいてもいいさ…) 「ありがとう」
(ミカはカンテレをよく弾いているけど、なにか曲を演奏しているの? それとも即興なの?) 「なんでもない曲さ」 (やっぱり即興なんだ) 「いや、曲名が『なんでもない』なのさ」 (ミカのいうことはわかったためしがないね…)
「たまにはオレンジペコも格言をつぶやいてみてはいかが?」 (私がですか?) 「難しいことじゃないわ。これまで私の傍にいて学んだことを活かしなさい。 その時に思ったまま感じたままを口にすればいいのよ」 (経験は最高の教師である。授業料が高すぎることを除けば)
(校則違反をしてる人はこっちにいるわ! 急ぐわよ!) 「////」 「//////?」 (もちろん! 私はこういうことには鼻がきくんだから!)