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また、新大陸に赴いた第5期調査団から、本種に関する驚くべき報告がもたらされている。
大陸を超えて古龍種の死地となるという「瘴気の谷」において、蛇王龍ダラ・アマデュラのそれと極めて相似した、規格外の巨大な骸骨が発見されたのである。
氷の装甲を纏ってより長くなった爪は鋭い風切り音を立てながら敵を切り刻み、時には前脚の爪を貫手のように突き出して貫く、地面を抉るように振り抜くことで岩盤を隆起させることで遠隔攻撃を行うなど、爪の使い方は実に多彩であり、「その爪で切り裂けぬものはない」と恐れられている。
森林や沼地など、主に高温多湿な環境を好む甲虫種の小型モンスターで、頭部と胸部から伸びる長い角、棘の生えた長大な後脚が特徴。
同じく胸部に突起を持ち、長い後脚を持つオルタロスとは近縁の種である。
群れのリーダー格の個体は現状確認されていないものの、近縁種のジャギィなどと比べると重厚で大きな牙と顎を持ち、獲物を群れで取り囲んで襲う習性を持つため、ハンター以外は安易に近づいてはならないとされる。
その反面、毛皮は乾燥や寒暖差に強く旅人の間では重宝する素材として利用される。
また、一度討伐に成功したかと思わせておいて後に変異した姿で再び主人公と対峙すること、神に喩えられる事、発生させた災厄によって特異な性質(罠無効)を獲得したモンスターを発生させたこと、生態を示唆する意味の籠った唄が存在することなども共通している。
曰く、霊峰に棲む嵐の化身。曰く、大いなる厄災の龍。
曰く、天空を舞い、日輪を司り、太陽を覆い隠し、天雲に住みしたまう神。
ユクモ地方近辺では古くから伝承の中にその存在が記されており、人々から「天の神」あるいは「暴風と竜巻を従える厄災の龍」とされ、畏れられてきた古龍。
余談だが、ゴグマジオスは太古から同一個体が生き続けている非常に長寿の古龍で、そのために世代交代のペースが遅い。
よって進化の繰り返しが少なく、原始的な姿の古龍であるとされる。