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『THE FIRST SLAM DUNK』
大傑作。バスケについての作品であるくらいしか前知識がない状態で敢えて何も調べずに鑑賞したが、非常に丁寧な人物の描き込みであるため物語の理解に全く問題はなし。かといって説明的な訳でもなく、そこに引き算の巧さがある。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
現実/虚構の差などどうでも良く思わせてくる映像については全編凄まじいのだが、特に『タイタニック』で使っていたような水没するリアルなセットとモーションキャプチャーのアバターが同居するところに感動。
『アポロ10号 1/2 宇宙時代のアドベンチャー』
ひっそり配信されているリチャード・リンクレイター新作。宇宙よりも、60年代ヒューストンが舞台の監督の自伝的な文化史がメイン。でもこの題は好き。激動の時代において、地球の外に内なる物語を見出す。ロトスコープによる「あの日々」の描き方が良い。
『ミスター・ランズベルギス』
大傑作。リトアニア独立の指導者であるランズベルギスを主役に据えたドキュメンタリー。例によってアーカイブを繋ぎ合わせた、群衆の"顔"が印象的なロズニツァ節だが、個人的には過去作のなかで一番観やすかった(流石に4時間の長尺は疲れたが)。
#あなたの邦訳アメコミはどれから
最初の一冊ではないと思うが、『バットマン:ザ・ラスト・エピソード』も初期に読んだ作品。この表紙に惹かれて買った。表題の物語を読み終わると、後ろには全く違う絵柄のエピソードが続いていた。複数話収録だとは思っておらず混乱したが、これも洗礼の一つ。 https://t.co/hXhveVAjw6
#ドライビング・バニー
『ニトラム/NITRAM』では大富豪だったエッシー・デイヴィスが今回は貧困にあえぐ母親を演じる。『フロリダ・プロジェクト』の系譜を感じさせつつ、創作だからこそのより優しい眼差しを投げかける。監督はドラマメインの人らしいが、次の映画も注目したい。
@fansvoicejp
『若き詩人の心の傷跡』
作家マックス・ブレヘルの闘病記録。
主人公はほぼ寝たきりだが、フィックスでのショット内には常に動きがあり飽きない。時折挿入されるブレヘルの著作からの引用が良い。特に好きなのはギプスを装着して性行為する手前、
「無機質な障壁が(中略)有機性を生み出した」
『ソー:ラブ&サンダー』
思ったよりギャグはノイズにならず面白かったが、掘り下げ甲斐のあるテーマに対して物足りなさも。注目のベールは良くて印象的なヴィランではあるが、もし彼じゃなかったら…と考えると、やはり少し弱い。気になるのは子供の扱い。「誰でもヒーローになれる」論は諸刃の剣だ。
『犬王』
事前情報ほぼゼロで観たから、まず音楽映画というところから驚いた。ライブシーンが少々長く感じてしまったが、全体的に楽しかった。楽器が明らかに当時の物ではないが、熱狂を体感させる意味で良かったと思う。絵のタッチが凄く好き。