//=time() ?>
先日発症した俺の腕の腫瘍、ホホエミ・アンダーザスキンも随分と大きくなり、自身の名が「ラグア」であると自己紹介してくれた。
そして、こちらから何も聞いていないにも関わらず、例のメスゴリラ、ドロシーについての助言を、これでもかとしてくれた。
少々多弁が過ぎる。
そうだ
切除しよう。
医師が言うには、「花休み」なる治療法が効果的であるとのこと。
口に花を咥えることで、寝ながらにして植物の鑑賞ができるのだ。
昨今、様々な治療法が考案されているが、花休みもその中の一つなのだろう。
特異な治療法だが、今は医師を信じよう。
心身共に、休もう。熊たちが、待っている。
俺は、ヒフに違和感を感じ、仕事帰りにヒフ科に行った。症状は、ホホエミ・アンダーザスキン、だった。熊を舐めすぎた事が、発症の原因であるらしい。切除しようか迷ったが、ホホエミ・アンダーザスキンと目が合うと、そんな気にもなれず、帰路についた。皆様には、ご心配をかけた。
昨日、俺はキャトられた。宇宙船内は、すっぱ臭かった。宇宙人は、スシショク人、というヤカラで、手のひらまで毛だらけだった。そしてその手で寿司を握り、俺に差し出してきた。寿司は毛だらけだったが、普段から熊を舐める仕事をしている俺は、美味しく頂く事ができた。食後、すぐに解放された。