ハラワタ大丈夫郎さんのプロフィール画像

ハラワタ大丈夫郎さんのイラストまとめ


白い寿司。広大な、お蕎麦。

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俺は、桜を眺めていた。すると根本に、

肉の妖精、「肉娘」

が座っているのが見えた。

肉娘は、すごく太っている。
そして、幸せそうだ。

何故減量をしないのか問うと、

「自分に合った体型が、一番魅力的なのです。」

とのこと。

妖精は違うな、と思った。

   

0 2

自画像を描いた。

しかし、万一身バレしたら、19人のフォロワーが職場に押し寄せてしまいそうだ。
そんなことになったら、シャイな俺は頬を赤らめてしまう。

よって多少の脚色はお許しを。

ただ、職場は作業着としてレオタード着用が義務だ。

これ以上は、言えない、

  

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俺は、犬、を飼うことにした。オスだ。

何の犬種かは不明だが、

「犬の類い」

であることは間違いないので、

「タグイ」

と名付けた。

彼は甘党で、餡子や菓子パン、バウムクーヘンを好んで食べる。そして大体いつも、茫漠としている。

番犬には、不向きだ。

   

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俺は昼食を食べに、近所の食堂「舌鼓ドドン」に行った。

お品書きを見ると、

「トリケラポトフ」

なるメニューがあったので注文した。

すると、ちょうど良い湯加減のポトフが出され、小さなトリケラトプスが湯に浸かっていた。

俺は、ひたすら愛玩するしかなかった。

  

0 5

俺が散歩をしていると、

「豚吸う(トンスウ)」

が豚の頭を執拗に吸い上げていた。

この町では、よく目にする光景だ。

豚も豚で、何の文句も言わず受け身だ。

俺は試しに、

「吸いすぎじゃないか?」

とトンスウを注意してみた。すると、恥ずかしそうに口を緩めた。

  

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俺が散歩をしていると、公園の砂場で巨大な都市を作る少年がいた。

「凄いな少年。大都会だ。」

と声をかけると、

「これは、私なりのCITYです。高く積み上げようとしすぎれば砂は崩れます。少量の水でも、傾きます。」

と応えた。

俺は少年に、一抹の不安を感じた。

  

0 2

俺は、早朝の畔道にてしゃがみこみ、雑草を褒め倒していた。これは、俺の長年の趣味だ。

するとすぐ側で、朝日に向かってパツパツのTシャツにケチャップを塗りたくるアメリカ人がいることに気がついた。

彼はこの行動を、毎朝行っているらしい。

変わった趣味の人もいるものだ。

 

0 4

今日は、象を舐めるべく、動物園に出張した。

しかし俺を待っていたのは、何故か象ではなく、オスの「花トプス」だった。

花トプスは、気持ち良さそうに日に当たり、すんすんと、花の匂いを嗅いでいた。

俺は、特にすることも無く、ただ横で体育座りをして、のんびり過ごした。

 

0 6

先日発症した俺の腕の腫瘍、ホホエミ・アンダーザスキンも随分と大きくなり、自身の名が「ラグア」であると自己紹介してくれた。

そして、こちらから何も聞いていないにも関わらず、例のメスゴリラ、ドロシーについての助言を、これでもかとしてくれた。

少々多弁が過ぎる。

そうだ

切除しよう。

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医師が言うには、「花休み」なる治療法が効果的であるとのこと。
口に花を咥えることで、寝ながらにして植物の鑑賞ができるのだ。

昨今、様々な治療法が考案されているが、花休みもその中の一つなのだろう。

特異な治療法だが、今は医師を信じよう。

心身共に、休もう。熊たちが、待っている。

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