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いなくなれ、群青/河野裕
捨てられた人間が行き着く「階段島」この島を出るためには、失くしたものを見つけなければならない。僕は何を失くしたのか、君は何を見つけるのか…
階段島シリーズ1作目。謎を残しながらも爽やかな終わり方。謎解きの要素とまっすぐ過ぎる恋愛。続きが気になる小説でした。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑪/伏見つかさ
後1作で物語が完結するというタイミングでやっと、ヒロイン全員の足並みが揃った本巻。こんな男ならモテても当然だよなと思わせてくれるくらい、主人公がドンドンと成長していく。物語の中で精神面が成長していくキャラは、やっぱりかっこいいな。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑩/伏見つかさ
6人のヒロイン全員が同じ空間に揃う第⑩巻。主人公のモテモテっぷりが頂点を迎えた感じがある。残り二巻で完結するということは知っているのだが、風呂敷を畳めるビジョンが全く見えない。ここからどう終わるのか、主人公はどのヒロインを選ぶのか。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑧/伏見つかさ
甘ーーーい!!!って言いたくなるくらい、終始主人公とヒロインがイチャイチャしている。この巻で黒猫ファンは物凄く増えたんだろうな。この作品ってラノベにありがちな、ハーレム展開に正面から挑んで決着をつけさせようとしているようにも見える。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤/伏見つかさ
桐乃が海外に行ってしまい、ヒロインは黒猫こと五更瑠璃に移る。と思いきや…
今回はオタク文化として同人ゲームにスポットを当てている。現実と同じで簡単には評価されない。しかし、仲間とそれを作り上げる過程は楽しい。青春っぽい内容でした。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない④/伏見つかさ
本巻で触れられたオタク文化はコスプレ。続けて読むと一冊ごとに意図的にオタク文化の紹介を入れているように思う。物語は一気に佳境に入り、今までのような1巻完結型のストーリーではなく、物語が完結しないまま次作に続いていく。続きが気になる。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない②/伏見つかさ
1巻より、話の進みはゆっくりな印象。展開がゆっくりな分、前巻より踏み込んだオタク文化に対する説明が楽しめる。作者は作り手に対して物凄くリスペクトを持っているのが伝わってくる。登場人物みんな可愛いが、父親のツンデレっぷりが一番可愛い。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない/伏見つかさ
一人称視点で描かれる物語は主人公が高校生なこともあり、少し感情移入しづらい部分もあるが無駄な表現、描写がないのでスラスラと読める。この読みやすさと、オタクに対する偏見という当時の世相に対する風刺。無駄な部分が無く綺麗にまとまっている。