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よく喋る本好きのドバト(cv.後藤沙緒里)

ル・ヴェルティーア王国イーストバーモント州精華自治区立ヌフマッドアブサリームヒディン大学ンベナエスパニョール学部卒

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# 読了


舞城王太郎(2007)『ディスコ探偵水曜日』
作者1番の長編になる推理小説…?です。
推理小説というにはあまりにも発想が奇抜であり、SFというにはあまりにも超理論という非常に狂気的な作品で、読者を振り回していきます。
間延びし脈絡のない時間や空間が次々繋がっていく様は感動を覚えます。

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若木民喜(2020,2021)『16ビットセンセーション1,2』
90年代の当時の主人公(女性)の視点から語られる、美少女ゲームの制作の裏側や時代背景を描いた漫画です。
美少女ゲームはデジタルの性質上アーカイブや権利諸々が難しかっただろうに、非常に詳しく、造り手の苦労に感謝しながら読みました。

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柴田勝家(2016)『ニルヤの島』
人類が人生全てを記録、読み込みする事ができるようになり「死後」という概念が否定された世界の話です。
人類の全てが形而下に置かれ、旧来の価値観を信ずる人々との対立が起きたりしています。
物語も種々に哲学や謎を散りばめていてとてもワクワクしました。

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幾花にいろ(2018)『幾日』
現在一般・成人漫画を執筆している作者の初単行本です。
今作は様々なシチュエーションをオムニバス形式で集めており、その描写の生活感や小説のように細かな心情描写が散見されます。
まるで他人の人生を覗き見しているようなリアリティと不思議な読後感があります。

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