胎真瀬ふみえ（経産婦）さんのイラストまとめ

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その日の昼食代目当てに、何人もの男を相手にする姿は哀れみすら感じられるが、本人たちには一切の憂いがない。男の精を受け、子を孕み、産むことが彼女たちの喜びなのだ。

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高級娼婦として活躍する少女妊婦の一方で、ホームレス少女妊婦は増え続け、流入する外国人との混血も横行し、妊婦の二極化が進んでいった。

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第一世代の少女妊婦はハイティーンに差し掛かり、妊娠適齢期となった彼女たちは旧世代の妊婦と入れ替わり始めた。倫理観の崩壊したわが国では至る所に娼館があり、一つの産業として経済を支えていた。

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少女妊婦が増加の一方、妊娠適齢隊やその他NGOへの補助金は一斉にカットされました。妊娠のためにキャリアを犠牲にしてきた女性たちをターゲットに売春宿が増加し、治安は悪化の一途をたどっています。
「あんな小娘たち相手にしないで、私たちで遊んで行って」
「はら、私達も妊娠してるしぃ」

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少女妊婦優遇はますます進み、ついに特例人工増加推進法が施行された。その影響で数年後には路地裏まで少女妊婦があふれ、政府の思惑を超え、人権保護は行き届かなくなっていた。

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「世間はだいぶ騒がしいようだな」
「ふん。そのほうが我々にとっては好都合だ」
「人工少女妊婦・・・まさに人類の新たな母だよ」
「そのために、いったいどれほどの犠牲を払ったか…」
「【妊娠補完計画】実現のためには仕方のない犠牲だ」

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少女妊婦問題について、妊娠適齢期の政府認定妊産婦たちの反発が広がっています。今日もデモ行進が行われ、一部の妊婦たちは妊娠した裸体を晒して現状を訴えました。少女妊婦対適齢期妊婦・・・今や妊娠立国となったわが国の新たな火種となっています。

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12歳以下の妊娠出産率87.7％を記録。急激な人口回復効果が確認されました。その反面、世間には少女妊婦たちが溢れて社会問題となり始めました。

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「ふふふ。妊娠適齢隊もたわいない。あっけなく出産だ。これでしばらくは妊娠できまい」
「催淫電波は順調に日本中を侵しているようだな」
「ああ、【妊娠補完計画】は予定通りだ。遅れはない」

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「はぁ、はぁ・・・う、うまれたぁ・・・」
「私たち、こんなとこで赤ちゃん産んじゃった・・・」