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炎の八方美人

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②羽衣の魅力は温羅に影響する…彼の行動は その恋心が本物で初めて一理あると認められる。ルックスだけの女の子の尻追っかけて一族の危機をすっぽかすなんて 王族の風上にも置けない(笑)
秋葉さんの渾身の演技で温羅の見事な最期に見えているが、その辺どうしても引っ掛かる。

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①正直 物語のキーマンとしての羽衣のキャラがどうにも希薄。鬼への先入観で温羅を忌避し続ける。助けてくれただけで桃太郎になびき 違うと知り気持ちは霧散。自分を見続けてくれた温羅への 羽衣からの思いは全く見えない。羽衣の魅力が見えないのだ。
※橘さんの問題ではなく

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《ツッコミ》
一度死ぬと次章で出現できない この「コンティニュー・システム」は厳密には「同じ繰り返し」ではない。章を跨いでコツコツ鬼側戦力を削ぐことは勝利に繋がる立派な戦略だ。
頑張れ桃太郎! 君の活躍で敵方人材は底が見えている。あと数章で 鬼サイド詰むぞ(笑)

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紅鬼役、名倉周さん
粗暴 単細胞 人望なし…「鬼」のイメージ通りだ(笑) 宿命に殉ずる鬼一族の中 奔放に悪行の限りを尽くす紅鬼は ある意味「一人勝ち」。だが悪目立ちしないあたりは さすが団体の柱石であり優れた舞台人である名倉さんの広い視野と演劇バランスの成せる業だ。

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桃太郎に「鬼視点」や「繰り返し読まれる物語」の要素を採り入れた意欲作。展開的にはダークファンタジーの類だと思うが、日本一の桃太郎をそうした意外さ、その構想に負けない豊富な手数、団体ならではの華やかでテンポ良い演出が、観客の目を奪い 全く飽きさせない。

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長身イケメン俳優 さんを魔改造して出来上がった変態は 伝説のホストMASASHIという体だが、原型は留めていない(笑) 前作 でも大概だったが今作は悪ノリが更に進行している。ただ皆からリスペクトされている設定に説得力があるあたりが紙一重の役者力!

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前作ビタナイの続編で物語のフォーマットがほぼ同じ(笑)
二番煎じをマンネリ感なく(逆にネタにして)、パワーアップさせてるのは凄い。登場人物の掘り下げもまだまだネタ尽き感は皆無。個人的にはビタナイをしっかり受け継いだ本作 の方が好き。

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舞台『熱海殺人事件』藤代海さん
僕が今まで見てきた中で、一番表情豊か、見ていて面白い意欲的な木村伝兵衛。

切れ者
悪ふざけ
自己中
尊大
人情家
野心家

そんな屈折した伝兵衛に、「ダンディ」と「魅力」のエッセンスがふんだんに散りばめられていた。
C team

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舞台『熱海殺人事件』
C team
熱海で上演時間2時間は長めだなと思ったが、初めて見るエピソードが随所に散りばめられ 単にダラダラ長くしてる感じではなく、盛り沢山の内容だった。
圧倒的存在感の藤代伝兵衛に一同引っ張られ、アグレッシブでパワフル 前のめりな熱海に仕上がっている。

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アンナ役、斉藤有希さん
①盗泉社の狂犬の今と幼少期とを二役演じる。今とは似付かぬ か弱い子供時代の、狂犬への変貌を予期させる一部始終が見どころ。またアンナを斉藤さんが一人で演じることで、平山佳延さんと冨田大樹さん二人が演じる月斗の同一人物感をアシストする。

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