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ジャンプ創刊時に『男一匹ガキ大将』で人気を得た本宮ひろし。自衛隊など職を転々とし、自身の体験から番長漫画の火付け役となる。絵が苦手で、分業制で漫画を仕上げている。連載ひきのばしで不本意な結末となる『男一匹』の主人公そっくりな人物を、『おおぼら一代』の権力者として登場させる。
山上たつひこといえば、『がきデカ』である。人気漫画雑誌としてチャンピオンが輝いていた時代の目玉の一つで、オゲレツ系ギャグ漫画の走りだった。そんな山上だが、デビュー作は全体主義の軍事国家となった日本を描いた『光る風』である。Kindleで買えるようなので読んでみようと思う。
昭和49年は、長嶋茂雄の引退など高度成長がひと息ついた年でした。この年に発売されたお菓子は、ロッテ『小梅』、ロッテ『クランキー』、ブルボン『ルマンド』などでした。特にクランキーの食感は驚きでした。
昭和48年発売のお菓子は、不二家『キットカット』、明治『マクビティ』の英国菓子、東ハト『ポテコ』、森永『ラムネ』のほか、コリス『フエラムネ』などでした。
吉沢やすみ『ど根性ガエル』です。若くして大ヒット作を送り出したものの、その後ヒット作が出ずギャンブル中毒から自殺未遂まで追い込まれる。このあたりの話は娘の大月 悠祐子の作品に描かれている。個人的に、東京の下町の人情モノで、西の『じゃりン子チエ』と並ぶ名作だと思う。
『巨人の星』の作画、『てんとう虫のうた』などの漫画で人気を博した川崎のぼるです。さいとうたかをのアシスタントとしてしごかれ逃げ出したというエピソードが残っています。シリアス漫画からギャグ漫画まで描ける実力派漫画家でした。巨人の星の作者なのに、大阪出身で阪神ファンなのは秘密です。
ストーリー漫画の帝王ちばてつやです。当初は少女漫画を執筆していましたが、『ちかいの魔球』『紫電改の鷹』で人気漫画家となりました。代表作の『あしたのジョー』など青年の心理描写がうまく、手塚治虫に最も影響を受けていない漫画家といわれており、手塚からも一目置かれていました。
トキワ荘の紅一点、水野英子の『星のたてごと』です。手塚治虫のダイナミックな描写を少女漫画に移植し昇華させました。水野以前は、リボンの騎士や魔法使いサリーなど男性が少女漫画を書いていましたが、少女漫画に初めて恋愛要素を取り入れた水野以降、女性が少女漫画を描く様になりました。
さいとうたかを。子供の読み物だった漫画を劇画として大人も読めるものとして世に送り出してきた。試験を白紙で出していたさいとうに「名前だけは書いて白紙で出すのが君の責任だ」と教師に言われ改心した。その教師の名前が東郷といい、『ゴルゴ13』のモデルのひとりである。
馬場のぼる『十一匹のネコ』です。特攻隊員として出動を待つ間に終戦を迎え、戦後はさまざまな職に就くも、特攻隊員だったことで公職追放されるなど不遇だった。漫画家になった後は手塚治虫と並ぶ人気漫画家となるも、時代と共に活劇的になる漫画と距離を置き、絵本作家として活躍した。