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たまには男性にも登場していただきましょう。17世紀後半頃の『百人一首』の奈良絵本からです。な老人ではなくて、壮年の柿本人丸です。なかなか良い男振りですね。
少し時代も飛び、手書きではなく木版摺のものですが、歌川豊国(1760-1825)の紫式部像です。絵師の筆の細かさも凄いですが、これを板に刻んだ彫師と、見事に色を重ねた摺師の技量にも脱帽です。
江戸時代前期頃と思われる、女房歌仙絵巻の「八条院高倉」部分です。ちょっとぞっとするくらいの写実性を獲得しているように思えます。こうなると、単なる歌仙絵とは言いがたいような気もします。