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若い頃に取り組んだ宗教画は落選続きだったそうだけれど、
23歳時の「西洋ヒエロニムス」ですでにこの感動的な空。ヒエロさんより空に目が釘付けになった。
実感が伝わる。進むべくして進んだ風景画への道か。
ドービニーの水辺が美しいのは、映り込む空が美しいからなのもあるかなと。
大観の還暦祝いに贈られた美術院仲間の画帖は、御舟、古径、青邨、小茂田青樹、北野恒富など豪華で見もの。なかでも酒井三良はお気に入り。
東洋的な大らかさ、ゆるさ、文人的世界という点で、小川芋銭や富田渓仙との交流も納得。
大観の院葬の安田靫彦の弔辞文も大観をよく表して興味深く。
日本橋高島屋「手塚雄二展」、光がすばらしかった。
「風を視る、光を聴く」と。自然が神の領域にあるような。何度も登場する枯葉には仏性を感じたり。
金や銀の箔や砂子をたくさん用いて、照明の角度や下から見上げると、画像ではわからないけど、煌めきが変幻し、永劫という言葉が浮かんだ
ぎゃらりい秋華洞「トリを描くトリを愛でる」、楽しく拝見。
若冲の水墨には本当に惚れ惚れ。鳥の瞬時の動きを動画の如く紙に留めて。一気呵成に描いてるんだけど、実はすごく丁寧で技のオンパレード。
向いに、若冲に私淑した石崎光瑶の迫真の鶏。
明日迄です
久々に見たくなって、吉田博展の図録を出して見たら、同じ年1944年、福岡や兵庫に出向き、造船所や製鉄所の内部を写生したとある。
溶鉱炉の溶けた鉄や閃光、周囲が浮かび上がるさまへを描き出そうとする追求は、博のほかの絵にも通じるような。
天心記念五浦美術館の木村武山展、天心の方針に添い地道に研究し、雅邦、観山はじめ師にまじめに学ぶ姿勢。でも武山独自の人や生き物に対する優しい感性など個性が見え隠れするところが見応えあり。虫干し中の古面が、桜散る中で陽を浴びて嬉しそうなのがかわいかった。日記https://t.co/NJRPHgIPNv
フクロウとはりこいぬがかわいい💕。三井の当主が27歳下の弟のために揃えたおもちゃを源琦に描かせたものだとか。って、ときは天明の天変地異と大飢饉の真っ最中。あるところにはあるのね