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イスラーム映画祭8@名古屋シネマテーク、5日目の3/29は『わたしはバンドゥビ』と『キャプテン アブ・ラエド』を上映いたします。
韓国のインディペンデント映画とヨルダン映画、いずれも本映画祭で初めて取り上げる国という組み合わせにして偶然のめぐり合わせから始まるちょっと苦い人間ドラマです。
【満席】
明日の岡真理さんによるトークセッション付、15時30分からの『太陽の男たち』に続き、森千香子さんによるトークセッション付、12時50分からの『ファーティマの詩』も満席となりました。ありがとうございます。🙇
濃密な解説トークが連続しますのでどうぞ体調にご留意のうえご来場ください。
『わたしはバンドゥビ』は2011年に名古屋のシネマスコーレさんが企画した「真!韓国映画祭」でとても感銘を受け、いつか上映したいと思っていました。
労働移民をめぐる問題や社会格差など深刻なテーマを扱いながら、主人公の女子高生ミンソをはじめ登場人物が実に魅力的で何度観ても惹き込まれます。
今年の最期に面白かった本。『移民大国化する韓国』(明石書店)。
韓国の移民政策の柱である「雇用許可制」の歴史などイスラーム映画祭8で上映する『わたしはバンドゥビ』の背景がよくわかりました。済州島のイエメン難民についても言及があり韓国でムスリムが存在感を増している事実もわかります。
【イスラーム映画祭8東京篇ゲスト情報】
⑧2/24(金)11:00
『わたしはバンドゥビ』上映後
《映画・ドラマに見る韓国の移民社会と共生への課題》
【ゲスト】
崔盛旭(チェ・ソンウク)さん(映画研究者/『韓国女性映画 わたしたちの物語』執筆者)
【イスラーム映画祭8東京篇ゲスト情報】
⑥2/23(木)12:50
『ファーティマの詩(うた)』上映後
《郊外(バンリュー)と移民―映画から読み解くフランスの移民事情》
【ゲスト】
森千香子さん(同志社大学社会学部教授
/『排除と抵抗の郊外 フランス〈移民〉集住地域の形成と変容』著者)
『裸のムラ』の前には「被爆者の声をうけつぐ映画祭」でカザフスタン映画『スターリンへの贈り物』(2008)を観ました。
1949年を舞台に旧ソ連による少数民族の強制移住と核実験を題材とした作品で、敬虔なムスリムのカザフ老人が死体の並ぶ中から救い出したユダヤ人少年の面倒を見るというお話です。