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『舞弥』kindle unlimitedで読む。自由に生きたい妹・舞弥、空手家修行を強いる兄、打倒兄を誓う同級生、兄に惚れたライバル、兄に惚れた道場生(同性)、なぜか態度のでかいその弟子、弱小女子空手部、特に関係ない童貞、濃密な人間関係をギャグ混じりにさらりと描写し全3巻とは思えない満足感。拾い物!
『空拳乙女』女子高空手部設立のため、部員勧誘や稽古場探しといろいろ頑張る少女たち、という日常の描き方がとてもイイ雰囲気。と思いきや「コスプレ美少女K-1」という色物でしかないイベントが始まり、そのまま連載も終わってしまった。おれはもっと彼女らの高校生活編のほうを読みたかったかな…
『かませ屋五郎』旅行会社を運営する五郎はトラベルではなくトラブルを解決する交渉人であった!という滑り気味の導入。国際問題を華麗に解決するのは序盤のみ、1巻後半から町の便利屋にまで話のスケールがダウン。作り手の説教目線もキツく自分をマスターキートンと思い込んでる異常者を眺めてる気分
『メイコの遊び場』kindle unlimitedで読む。グロテスクと笑いとノスタルジーが奇跡的な黄金比を描く、ほのぼのサイコ大阪アクション漫画。殺し屋の少女、成り上がりを望むヤクザ、奇妙で希薄な家族関係…。確かにインスパイアを受けたという平山夢明のエッセンスがこれでもかと詰まっている
『迷宮神話 はじけて!ザック』ボンボン連載時は単行本にならなかった大怪作。学園編、ボクシング編、暗黒タッグマッチ編、魔界転生編と超展開が続き、初期はただのスケベ(ほぼ性犯罪者)だったザックは最終的に悪魔の軍勢と戦う聖戦士となる。なにが迷宮神話なのかは最後まで読んでも全然わからない
kindleunlimitedで篠原とおる作品を読んでいるが、やはり女囚『さそり』がぶっちぎりで面白い。『ワニ分署』もジャンプ漫画感のある引きが上手くて読み応え大。篠原先生の話作りは長編向きで、1話完結の短編になると情報量が多重衝突を起こしてページ内に収めるのにいっぱいいっぱいになるのではないか