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『味ラクルボーイ』読んだ。初めはミスター味ボーイかな? みたいなガキだった主人公(定食屋の倅)が、特に年月経過の描写もなく急成長するのが良かったです。登場人物の8割が性格破綻しており挨拶代わりに人を殴ったりする
kindle unlimited『DEADMAN』読む。学園に紛れ込んだ吸血鬼を追うオカルトホラー。背景はほぼ黒塗り、3巻は高校生の野エロだけで終わり、4巻〜最終巻前半はウエメセ吸血鬼が登場人物に延々説教するだけという、江川達也の悪いところが全部出ている傑作
『世紀末喜劇王エノケン』。日本の喜劇王と呼ばれた榎本健一の伝記マンガ。かと思ったら「落語家を目指す博多の青年・榎木田賢」という全然知らん奴が主人公なので詐欺られたような気になるが、勢い任せの顔芸の合間に笑いの本質についての鋭い言及があったりとなかなか侮れない。個人的にはかなり好き
『怪異と乙女と神隠し』読む。都市伝説モノですがヒロインが少し太い28歳書店員太眉ジト目小説家志望というエビしか乗ってない天丼みたいな豪勢さ。コケ脅しではない、じんわり来るタイプのオリジナリティある怪異も良い
『うぶな27才とむくな11才』簡単な顔の編集者・浄行寺さんが小学生と同棲し始めて大変なことになる話。「コミュ障の有能編集者」という矛盾のカタマリが「目つき悪い」というキャラデザのおかげでアリに見えてくるマジック。100点
kindle unlimited『0の聖書』。胸に十字架を持つ男・不動零が荒廃した日本で13人の帝国軍人と戦うジェネリック北斗の拳。世紀末救世主をキリストになぞらえており、聖書の一節ぽいセリフとともに悪人をブチ殺していくのだが、微妙にうまいこと言えておらずフワフワしている。最終回は単行本未収録
『カンフー刑事』。気功でマグナム弾を受け止める、気功で睡眠薬を胃から肺に流し無効化する(無茶)、手錠をヌンチャク代わりにする等いろいろ工夫しているが、カンフーで犯人を逮捕するというタイトルから想像できること以外は何ひとつ描かれていない快作。作者は『ガクラン八年組』のしもさか保先生。
週チャン『SHY』、ポイントセールしてたので全巻買ったがもっと早く読んどけばよかった。地味な学生がヒーローとして世界を救う、という「最近見た」感が強い題材に真正面から丁寧に取り組んでてワクワクする。気を抜くと扇情的になりかねない題材をうまいことアレしてるのもかえって新鮮。良の嵐。
往年の名作からド色物まで、kindle unlimitedは刑事漫画が充実している気がする。電書配信してるグループ・ゼロの趣味だろうか。タイトルから何1つ知性を感じられない『処刑刑事バップ 湾岸クラッシャー』は、ヤクザが戦車で警察署に攻めてきたので砲弾を銃で撃って誘爆させた等のタワ言が満載の快作。
遊人『究極のシェフは美味しんぼパパ』kindle unlimitedで読む。憎い相手を文字通り「料理」してくれる殺人料理人の話。殺人、食人、姦淫、下ネタ、グロ、不衛生、しょうもないダジャレ、ガバガバな推理、言い訳できない丸パクリロゴなど、七つの大罪のうち12個くらいは軽く犯している超絶豪快まんが。