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映画垢ではなく個人の備忘録。映画バカは嫌い。通説・通り相場・世評を疑え。信じるな。受け売りするな。基本アンチハリウッド。Blues Rock。伊藤萌々香。付和雷同出来ない判官びいき。固定ツイート重要。不毛な議論する気なし。ねらー、ネトウヨ(クソリプ飛ばす粘着人間)の類はブロック。フォロワーの為のツイートはしない主義。
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神は見返りを求める(2022)
日の目を見ずに終わる幾多のボクサーの青春を賛美した吉田監督が「正反対の大嫌いな人種・YouTuberの闇」を底意地悪く描破した。その容赦のなさはさすが『ヒメアノ~ル』をものにした同監督。心からの「有難う」を膝突合せて直接伝えれば良かったのに。

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回転寿司黎明期には貝類のド定番だった青柳(バカガイ)。一向に見なくなったよね。あのクセのある味もすきだったんだけど。

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結局『大殺陣』と『十三人の刺客』だけの監督だったな。映像派から光と影の魔術師と呼ばれたが「それだけで映画とは呼べない」が私の感想。後年松竹で撮った『泣きぼくろ』がLD化され購入したものの、その後手放して今は手元にない。未だDVD化されていないがちっとも惜しいとは思わない。

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神々の深き欲望(1968)
さて困った。私はこの映画がよくわからない。何度観ても、だ。ロケハン日記、制作裏話などを読む限り、それらが今村のイメージ造りに多大な影響を与えている、という一点のみが確かに言えることだ。テーマも結末も変遷していった今村版『地獄の黙示録』か?

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地の群れ(1970)
軍港を横目で睨みながら反目する被差別部落と被爆者集落。どちらも差別される側でありながら同時に差別する側でもある。更に自分の出自を偽る内心の差別さえある。明るさのかけらもなく重層的な差別を描いて容赦ない佐世保版『ドゥ・ザ・ライト・シング 』。

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月光の囁き(1999)
恋人に発展の高校生カップル。でも男は生身の彼女よりフェチ嗜好。自分の全てをさらけ出していたつもりの彼女は「君の全てが知りたい」という男が理解できず「変態」呼ばわり。なじられてる内にM的自分に気付く男とS的自我が開発されてしまう女。

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東京物語(1953)
「本当に急なこってしたなァ」 「いやァ…気のきかん奴でしたが、こんなことなら、生きとる内に、もっと優しうしといてやりゃよかったと思いますよ…」 「一人になると 急に日がなごうなりますわい…」 「まったくなァ…お寂しいこってなすなァ」

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ウディ・アレンの ザ・フロント(1976)
製作総指揮にいつもの相棒チャールズ・H・ジョフィの名が。赤狩りの愚かさ。コメディ風味の硬派ドラマ。「お前ら皆、クソ食らえだ」の啖呵にW・アレンとM・リットの反骨心。

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ザ・コミットメンツ(1991)
前向きで明るい出来過ぎサクセス・ストーリーでなく、ほろ苦いバンド挫折物語を少々下品なユーモア交えて。これぞ市井の若者。これと『フェーム』が私個人のベスト・オブ・A・パーカー。

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傷だらけの挽歌(1971)
暴力一家に拉致され、絶望しないための微かな光をマザコン長男に見出す。初めて愛した男に警官隊の一斉射撃。父親の言葉に微かに灯していた光まで吹き消され真の絶望。自ら命を絶つ。

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