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ほっと息をついた。 やっと手の先に目をやると黒い瞳がこちらを睨んでいた。
「待って!ここで二手に分かれよう、三条園くんはついてきて貰ってもいいかい?君はこの中で1番大柄だから、怪我人がいたら運ぶのを手伝って。2人は犯人らしい人がいたら追いかけて!それと、危ないからみんなに知らせてくれると助かるかな」
ぼやぼやした視界でもそれは目立って見えた。 都合よく机の上に置かれていたメガネをかけてみると、世界の画質が一気に上がったような気がした。
「そういえばさっき、唯弦くんが顔色悪そうにしてたから声をかけたんだけど〜…」
たった1人の家族でいてくれたあなたの事をこんな時に思い出したって。
死体の周りにはガラスの破片が散らばっていた。細かく砕けたそれが、陽の光を反射する。綺麗で、眩しくて、…苦しい。どうして?
優さんは降の手首をグッと引っ張って怒鳴る。
「そんなこと、お前ら知ってんじゃん。」
「もし暁鴉さんがやったとしてもさ、みんなで迫害するの?処罰でもするの?」
問題は残っている2人目が誰なのか、ということ。私も早く2人目を見つけないと…