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君の記憶に僕がもう居ないなら、どうか、僕のことを追いかけてこちらに来ないでくれ。
僕の大事なあの人は、こんな僕のことをずっと支えてくれた。着いてきてくれた。本当の僕を見てくれるこの世でたった1人の大切な人だ。
カルロが大きく後ろに倒れたせいで部屋の窓が割れて、ガラス片が彼の身体に降りかかった。
部屋にいなかった。
「親友」 照井錦
真っ赤な血が吹き出した。
「あんな変なカッコしてっから遅くなんだよ!早くしろよ!!」 「はは、僕も早く探索を始めたいなぁ」
今日もあまり眠れなかった。まだ慣れない自分の部屋の窓を開けて、陽の光と朝露を浴びた草の匂いで目を覚ます。
「じゃあ私、くじ作りたい!せっかくだから楽しくしたいよね!」 美空さんが楽しそうに、かつ手早くくじを作ってくれた。 全員が割り箸で作ったくじを1本ずつ引いていく。
「そうね、やっぱり慣れるまでは何人かで一緒にいた方が良いわよね!私こんなに広いところに1人でいたら迷子になりそうだわ」