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シンビジウムでの別れ。「僕の聖書」本そっと渡す。彼女は「私の聖書はこれっ!」てメモ帳を一枚ちぎってくれた。海豚が無心にうどんをすすっている絵が印刷されている。勿論なにも書きこまれてはいない。折れることがないよう財布に挟む。86.
多磨霊園からジャマイカまで、河原に落ちてる枝や、プラスチックのフォークなんかで地図をつくる。これでたどりつけるって迷子は言う。さよならして2分。迷うかも。迷うかもしれない、戻りかけるが、3羽の鳩が道を阻む。
50.
唐破風の松と鳥、獅子や像はまだ寝てる。ラナンキュラスをたくさんたくさんたくさん投げてやる。脱走前の愉快なステップ。私が靴を磨いたことに、あいつら、気が付かなけりゃいいけど。