//=time() ?>
面白いアートマンガと出会いました。文野紋『ミューズの真髄』自己肯定感の低いゆるふわ系主人公が、毒親の支配から抜け出て、美大受験を目指す話。
どこかしら心に欠損を抱えた登場人物たちが織りなす群像劇としても抜群の面白さでした。3月発売の次回3巻で完結とのことで、次回が楽しみ!
【🎨知られざる巨匠🎨】
19世紀中頃~後半にかけてアメリカ・フィラデルフィアを中心に活動した風景画の名手ウィリアム・トロスト・リチャーズの描いた絶景の数々。
工芸デザインでも実績を残した万能タイプの芸術家です。メトロポリタン美術館が大量に所蔵する美しいスケッチ帳も心洗われます。
19世紀前半にアメリカで活躍した風景画家トマス・コール《タイタンの酒杯》。
映画やゲームのコンセプトアートみたいな作品ですが、描かれたのはなんと1833年。一度でいいから現物を見てみたいです。
19世紀前半にイギリスで活躍した風景画の巨匠・コンスタブルの意外な鑑賞法は、画面に隠された差し色としての「赤」に着目すること。
一見、深緑と白に支配された田園風景ですが、ちゃんとワンポイント「赤」が使われているんです。去年の春、三菱一号館美術館のギャラリートークで教えて頂きました。
そして本展で注目したいのは、地元イギリスの画家たちです。
肖像画ではレノルズ、ゲインズバラ、ヴァン・ダイクの3巨匠の大作が目を引きました。
風景画はコンスタブルやターナーを筆頭に、知られざる名手たちが描くスコットランドの壮大な丘陵地帯に惹かれました。水彩画も掘り出し物が多いです!
モネやドガなど印象派のメンバーは日本美術や浮世絵に強い影響を受けていたというのはわりと有名ですが、メアリー・カサットも凄いです。
ドガの手ほどきで一時期集中的に銅版画を手掛けていた時期に制作された作品群の中には、まるで明治時代の日本の木版画そっくりの作品が残っていて驚きです。
本展の凄いところは、日本国内ではあまり作品が所蔵されていないような、18世紀以前の作品が展示の主力だったこと。
イタリア、フランス、スペイン、イギリス、オランダ、ドイツなど、各国の巨匠による状態が良く室の高い作品が時代別にバランス良く揃い、西洋美術史の教科書的な展示が楽しめます。
ワールドクラスのアスリートから日本美術のモチーフまで、あらゆる対象をスピードと躍動感あふれる構図で描く気鋭のアーティスト田村大さん。
デビュー当初から2021年現在までの、約230点の作品を1冊に集めた画集『DT』が11月25日にいよいよ発売されます。これは楽しみだ!https://t.co/cn3LLQkLfd
逸翁美術館で開催中の「幻の天才画家 鈴木華邨展 甦る花鳥風月の世界」を鑑賞。
写生を極めた写実性と、瀟洒で叙情的な作風は、兄弟子・渡辺省亭と甲乙つけがたいクオリティでした。明治~大正にかけ活躍した、知られざる凄腕作家の作品約90点を展示する、約30年ぶりの大回顧展です!
*許可を得て撮影
「浮世絵劇場 from Paris」では、没入型アート空間だけでなく、現代の浮世絵師たちが手掛けた作品なども合わせて紹介されるとのこと。
伝統を受け継ぎつつ、斬新な構図で現代のセレブやアイコンを描いた絵師たちの作品を間近でじっくり楽しむチャンスですね。