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タツノコ流空の神兵
海軍陸戦隊はアリューシャンものの戦争絵画が結構多い印象です。 AL作戦の成功は、アメリカ領の一角に食い込んだと言う事を内外に印象付ける格好の材料だったのでしょう。
明日、コロナのワクチンを打つのでソワソワしている東洋水です。 20代中盤の体力で副反応を弾き返せたらと思います。 あ、おはようございます。
うーん、ロマン。
南方の密林は日本陸軍にとって未知の戦場でした。 小銃は長くて取り回し辛く、軍刀は露で赤錆だらけ、帯革は湿気で腐り落ち、必殺の擲弾筒は熱帯植物に遮られ上空で炸裂と閉口ものです。 連合軍も当初は同じ状況でしたが、その勝敗を分けたのは、直面した新状況に柔軟な対応が図れたかと言う点でした。
日本軍が銃剣突撃ばかりしていたから負けたと言う論については、 そもそも白兵を制圧手段とする戦闘群戦法とはそう言うものであるし、その前段となる火力投射の件がごっそり抜け落ちていたりします。 何よりも、本来の操典と島嶼戦の終焉を意味する最後の突撃を混同している事が多く見受けられます。
大陸戦線は渡河作戦の連続と言っても過言ではありません。 工兵の決死行により開かれた血路を歩兵が渡り、対岸や水上から重機・装甲艇はたまた瓦斯がこれを支援する光景が其処此処で見られました。 そんな渡河戦に慣れた陸軍部隊を嘲笑う様に呑み込んだのがニューギニアやビルマの大河川でした。
本日は高千穂降下部隊がレイテに降下した『テ号作戦』の日です。 作戦は、米軍の主要飛行場に対し空挺降下を敢行、これを奪還し、航空戦力を封殺するものでした。 降下は成功し、米軍を混乱に陥れるも、地上兵団との連携が出来ず、飛行場奪還には失敗しました。 魔境レイテが彼ら精鋭を呑み込みます。
空の神兵として栄誉に浴した挺進聯隊ですが、その立役者は彼らを敵地まで輸送する挺進飛行戦隊でした。 非武装の輸送機を駆って、激烈な対空砲火の中でも回避行動はせず、降下終了まで整然と編隊を組んで敵の空を飛びます。 重爆出身の彼らはこう言いました。 『俺達は生きた爆弾を投下するのだ』 と。