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ささやきナイスネイチャ 2/2
彼女はふんわりとほほ笑みながら頭を撫でる。
「いつもお疲れ様。ゆっくり休んで」
魅惑的な声色と彼女の体温を感じながら頭を撫でてもらっているとすぐに睡魔が襲ってきた。呼吸が深く長い間隔になっていく。
「これからもよろしくね。私のトレーナーさん」
#ウマ娘
ささやきナイスネイチャ 1/2
「おーいトレーナーさーん?」
目を開くとナイスネイチャが目の前にいた。
「ぐっすりでしたね~。こっちが声かけてもピクリともしなかったですし」
慌てて立ち上がり、トレーニングメニューを確認する。
「いつもありがとね。『今日も』疲れたでしょ」
#ウマ娘
鉄塔フクキタル 3/3
彼女は見下しながら話しかけてくる。
「目を閉じても無駄ですよ。こちらはずっと見ていますので」
恐怖で身体がこわばり動けなくなってきた。諦めかけた時ふと思い出した。
『怖いと感じるモノを見続けるくらいなら私は走って逃げちゃいます』
顔を逸らし全力で走り出す。
#ウマ娘
鉄塔フクキタル 2/3
彼女は淡々と話し続ける。
『そのままこちらを見てください』
『そのまま噂を信じて目を逸らさないでいてください』
『鉄塔を見続けてください』
まるで音声案内のような抑揚のない声でこちらに話しかけてくる。
#ウマ娘
鉄塔フクキタル 1/3
『血涙鉄塔っていう鉄塔があるらしい。見た後目を背けるとそちらに眼球が向いてしまう』
そんな噂話を聞いた夜。
「こんばんはトレーナーさん」
『彼女』から声をかけられた。
後ろには鉄塔があった。目を背けようとしたが噂を思い出す。
#ウマ娘
トウカイテイオーと月
夏合宿中
彼女と浜辺に付くと昼とは違い波の音がとても響くように聴こえる。満月で幻想的な雰囲気だ。
「お、月が綺麗だな」
海の方を見ていたゆっくりと振り返る。
「…『今なら手が届きそう』だよ」
手のひらを向けながらそう言った。
「ね、トレーナー」
#ウマ娘
髪くしゃゴールドシチー
休日、やる気がおきず遠出してみると海の近くで撮影中の彼女がいた。
「はっ?なんでアンタがここにいんの?」
彼女の姿を見て心のもやが晴れる。
「あー俺、今キミにしか興味ないんだ」
「アンタはいつもなんでそんな…ああもう!」
何故かご飯を奢ることになった。
#ウマ娘
アストンマーチャンと浜辺
「…トレーナーさんの瞳は空の色みたいですね。朝でも夜でも、映す色が変わり続ける。でも…」
両手の人差し指を自身の頬に向ける。
「そこにはマーちゃんが映っているんですよね?」
「もちろん」
「空と海、映し方は違うはずなのに、同じ色を見ているんですね」
#ウマ娘