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[ココ・ロングバケーション]1巻読みました。
10年前に家出した父親は、フィリピンで“人買いブローカー”になっていた。作者の実体験に基づく金と国の闇に触れるフィリピン紀行譚。
ふわふわした生ぬるい観光気分から、泡を食う衝撃の展開へ。俯瞰から主観へ、主人公と共に“この国”を知る物語。面白い。
[アミグダラ]最終4巻読みました。倫理を揺さぶり人々のタガが外れる、恐怖と解放のバイオレンス・ノワール。
“恐怖”をキーワードに己の欲望と正義がぶつかる。小さくて薄っぺらな金魚鉢が壊れる瞬間は、誰にもコントロール出来ない。
面白い作品をありがとうございました。
[みかづきマーチ]最新5巻読みました。
勉強しかなかった退屈な毎日を、マーチングとトランペットに出会いカラフルに眩しく彩る青春の物語。
月明かりと朝日が差す中の指導者達の言葉、それぞれのシーンがとても印象的。己を信じてくれる者の言葉があれば、どこまでも光輝ける。良い青春の面白い作品。
[ゲシュタルト]最新2巻読みました。
“はこぶね”が現れすべての人類の終末が始まる。人間が人間を剪定するサバイバルサスペンス。
新たな勢力が現れ、三つ巴の展開に。物語が進むごとに救われない“最悪”が増えていく。誰が為に誰を救うのか、決断を迫られるスリルがとても良い。面白い。
[吸血姫まひるちゃん]2巻読みました。
未確認生物・チスイザルのまひるちゃんと、一緒に暮らす少年のドタバタコメディ。
友達や家族がまひるちゃんと出会う今巻。むしろ他の人間の方が変だから、変わった生物であるまひるちゃんがまともに見えてくる。描き方のタガがどんどん外れていく作品。面白い。
[僕が死ぬだけの百物語]1巻読みました。
ひとりの少年が語る百物語を描くホラー・オムニバス。
「次がオチだ」とわからせる構成の上手さで、脳がページをめくるのを警告してくる。特に第四・八・九夜は覚悟してても恐かった。
語り部の少年の動機や背景も不気味で、引き摺りこまれてしまう。面白い。
[オカルト研は存在しない!!]1巻読みました。
何故だか変態と異常者が集まるようになってしまったオカルト研究部の活動を描く、オカルト百合コメディ。
2コマに1回ボケがテンション高くハイスピードでやってくる。可愛くてバカな女の子達が顔芸・グロ芸・体を張って青春を狂気する作品。面白い。
[ルックバック]読みました。
漫画を描くことが大好きな2人の少女の、背中を預けられる青春の物語。
過去は変えられず、ターニングポイントの訪れも選べない。何時の後悔に繋がろうとも、今をひたむきに頑張るしかない。人は前にしか進めないのだから。
背中で語る傑作を、ありがとうございます。
[外れたみんなの頭のネジ]最新12巻読みました。
七尾ミサキの住む街では、ある日以来皆が狂ってしまった。狂気を覗く時、狂気もまたこちらを覗いているホラー。
狂気は人の手からしか産まれない。自らか他人からか、選べないのが哀れだが。
『悪魔はささやく』に強く共感しました。面白い。