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死せるキリスト(lamentation of christ)を描いた代表的な絵画。磔刑像や十字架降下とは別に、死体として横たわる姿を描いている点が特徴的。それぞれ、マンテーニャ、オラツィオ・ボルジャンニ、ホルバイン、グリューネヴァルトによるもの。
イタリアのボローニャの画家、アミコ・アスペルティーニ(Amico Aspertini,1474/75-1552)によるピエタ。重く沈んだ色調と聖母のあまりにも悲痛な表情、青白く生々しく描かれるキリストの死体。身を裂かれるような哀感に満ちた画面であるが、救いの印は既に天に現れている。
北欧では受胎告知の場面に、聖母の膝に駆け込む一角獣(ユニコーン)が描かれることがある。ユニコーンには、その角で人体を刺せば、出血させずして毒を清めるという言い伝えがあり、人の魂の救い手であるイエス・キリストになぞらえられている。(矢代幸雄『受胎告知より』)
@eiga2020 遠近法が発明される以前の絵画ではモチーフをその重要度に応じた大きさで描くのが通例でした。ルネサンス以後の宗教画でも、空間芸術である絵画で物語を表すための工夫として複数の場面を同一の画面に表す異時同図法などが用いられることがあります。そう言った伝統の名残があるのかもしれません!
草の上の昼食と言えばマネが浮かぶし、ブランコはフラゴナールを連想させる。フラゴナールの淫猥な隠喩に満ちた画面に比べると、本作でのブランコシーンはどこまでも清澄な明るさに包まれている。シルヴィアに思わず見惚れる修道士がジョルジュ・バタイユ。画像はマネ、モネ、セザンヌ、フラゴナール。
春を目前にした街を沈めようとするかのような冷たい雨が降っています。というわけで16世紀ドイツの画家Kaspar Memberger(1555-1618)による「ノアの箱舟」連作です。
ジャン・ルノワール『ランジュ氏の犯罪』(1936)観た!冒頭、国境近くの安ホテルに殺人容疑で指名手配中の男と連れ添いの女が入ってくる。ロビーで駄弁っていた人々は好き勝手に議論をする中、女が現れて、夢見がちで温厚な小市民ランジュ氏が殺人を起こすまでの顛末が回想形式で語られる。
伝統的な西洋絵画では、怒りを表す身振りとして「衣を引き裂く」しぐさがよく描かれています。『ドラゴンボール』や『北斗の拳』などで服がビリビリに破れるのは、漫画的に誇張された演出かと思いきや、実は西洋の伝統的な図像表現を踏襲した、極めて由緒正しい表現方法と言えるかもしれません。
マウロ・ボロニーニ『わが青春のフロレンス』観た。エンニオ・モリコーネの甘美な旋律に彩られた、19世紀イタリアの労働者達による世代を越えた階級闘争と、マッシモ・ラニエリ演じる無政府主義者の息子の恋愛遍歴。フィレンツェの街並みが綺麗。#映画好きと繋がりたい