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「キャプテン、奴はエネルギーをVD-11から直接吸収しています!ステーションから切り離して、リンクを絶てば、エネルギー吸収もハッキングも遮断できると思われます!」エリックから通信が入った。
「…わかった。奴は何としても俺が倒す。レックス、ここを頼んだぞ!」
「俺に命令するな、行け!」
…こうなれば、最後のあの手段で…
そう覚悟を決めた時、突然奴の動きが止まった。
「…なんだ!?なぜ撃てん?…動け、動けパラサイター!」
そして俺の背後に、光が浮かぶ。…この光はまさか!?
「よっしゃ!亜空間移動成功!武人隊と愉快な仲間達、見参っと!」
やはり絆は繋がっていた!
足元から、蛇のような長い身体を持つワルダレイダーが現れ、スカルバッファローに巻き付いた!
「くっ!…動けん!」
「何が絆だ!何が仲間だ!お前の戯れ言など、スカルバッファローごと消してやろう!さらばだ、キャプテン・フェジャー!あの世で仲間の最期を見届けるがいい!」
奴が左腕を構える。
俺は襲いかかって来る敵機を斬りつけながら、パラサイターに近付く。しかしすぐに目の前に邪魔が入る。
「ククク…この数ならお前でも私に近寄れないだろう?私は距離を取って、このビームでおまえを跡形もなく消してやろう。…そして、ランドマスターも手中に収め、本星で英雄となるのだ!」
「…認めよう!お前達の強さは本物だ。性能で勝る、このパラサイターをここまで追い詰めるとはな!…だが私も負けるわけにはいかん。東京シティ攻略に温存していたが、ここで使わせてもらおう!」
突然、奴の背後に無数の光が浮かぶ。
「…これは、亜空間移動反応!?」フェジャーが呟く。
再びあの時の感覚が甦ってきた!
スカルバッファローが斬り、グリフィン・ジェッターが撃ち抜く!
再生能力があるなら、それを上回るスピードで破壊するまでだ!
「フェジャー、やっぱりあんたは最高だ!」
「フ…お前もな!」
徐々に奴が弱っていくのがわかった。
見たか!これがエースパイロットだ! https://t.co/EkxT8pueUd
「そうだな!…距離をとると、あのビームにいつかやられる。奴の足元は常にフリーゾン光を発している。ステーション上に居る限り、回復もエネルギーも無限だ。…くそっ!また撃つつもりだぞ!」
敵機から勝ち誇った声がする。
「そうだ、「いくらでも撃ってやる。そろそろ宇宙のチリとなるがいい!」
「未確認ワルダーメカはVD-11の全システムをハッキング。軌道を変更し当基地への落下コースをとっていると判明!」
基地内が再びパニックになる。
「くっ…奴め!ダイアクロン幹部の権限を利用して、セキュリティを解析していたんだな…。」
「あの左腕…まさかフリーゾン・メガ・バスターも…!?」
30分前、北米基地からキャプテン・フェジャーの行動の謎を全ダイアクロン隊に説明する一斉通信があった。やはり信じた通りの男だった!しかし同じく信じていたアイラはもう…。
突然、宇宙空間に一条の光が走った。
「なんだ!?」
「高エネルギー・ビームのようです!あの宙域の艦艇が沈みました!」