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「——俺を殺せばこの女も死ぬぜ…」
驚異的な再生速度。
今の状態は腐食した鉄にも思えるが、ヴォイドに常識は通用しない。
新たな力で強化されたのなら再生能力も向上している。
今この瞬間にでも、再生の追いついた組織が右腕を食い潰す。
再生などさせない。
一瞬で、組織ごと吹き飛ばす衝撃を…! https://t.co/wJ5XXzYaJD
ヴォイド組織を焼き切りながら、切っ先は深々と赤錆の巨躯を貫いた。
内側から爆ぜろとばかりに出力を上げ雷電は更に激しさを増す。
だが、
「ぐ……ッ!?」
身体を焼く雷電をまるで意に介さず、巨躯は揺らがなかった。刀身が鷲掴みにされたブラッドは回避すら叶わない。
赤錆た風が眼前に迫り… https://t.co/kPsurXNBVI
ルーカスの言う通り風そのものがヴォイドのようなものだ。
接近するには危険過ぎる——しかし後方からの攻撃ならば、風の発生を確認してからの回避も間に合う。
……そう思ったブラッドを見透かしてか。
「下がっていろ、なんて聞きませんからね」
「……当たるなよ」
再び武装を構えるウルの2人。 https://t.co/MY8so7CBc2
新たに現れた錆び色のヴォイド。
強力なヴォイドソーク達に続く連戦……。
「まだやれるな、オブライエン」
「当然です。他の個体も現れるかもしれません。行きましょう」
それでも体力を振り絞り、ウルの2人も戦闘態勢を取った。
……しかし背後のエントランス入口から怖気と共に風が吹く。 https://t.co/0dgIWOrCQJ
「……いや、そうもいかないらしい」
遠くで鳴る轟音。他のグループではまだ激しい戦いが続いているようだ。
どちらかの戦闘に救援に入り、脱出の準備に取り掛かるのが次の方針だろう。
「最後の最後まで、楽にはいきませんね……」
「これまでもラクな事が何か一つでもあったか?」 https://t.co/iqF4KS9Q3A
ヘキドラの命、顔も結構頑張りましたわね
ベースはタイプヘクター、そのままでもドラゴンっぽいとはいえもっとドラ感が欲しい…
のでヘキサギアBP01の顎パーツやらスカルマサカーの角やらを盛り付けて理想のドラ顔に
髪はドゥルガーお嬢様から。どことなく高貴感をおプラスですわよ
放ったエネルギー弾は爆発しエントランスの床を粉砕、更に続けざまの数発で勢いは減衰し、それでも追い縋る氷柱。
遂にユキコは捉えられてしまったが、勢いが衰えた為か下半身を氷漬けにするに留まった。
装甲越しだとしても人体が瞬時に不随を引き起こす程の絶対零度。
生身の人体ならば。
ワイバーンを撃破しルートの安全を確保したウルの2人。
やり遂げた達成感のままグループに合流した2人が、しかし目にしたのは、再三味わったその色。
眼前に迫る刻限。絶望の帳は未だ重く—— https://t.co/aVktw8gD3I
「間に合わせる」
——バルクキャリーの中で目が覚め、飛び起きて戦況を確認してから全て通信で聞こえていた。
その悲鳴に、諦めるな、と。
まだ、もう少し藻掻いてくれ、と。
そしてユキコへの通信の言葉通り、ブラッドフォードは間に合った。
そして最後に浮かぶ、いつもの仏頂面が肩を竦める。
「諦めるな」
でも、これ以上はもう無理。
「もう少し藻掻け」
無駄なこと。私はここまでだから。
「——間に合わせる」