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例えば腹筋人間との衝撃の出会いにビビらず、すーぐ仲良くなって学びを得るりんくの天性は、他のメンバーにはない。
何なんだろうな、この腹筋が繋ぐ縁…ヘンテコだけど可愛い、このアニメらしい描写だった。好きだ…。
©bushiroad All Rights Reserved
今回見守る(しかない)役として、白服のもっさんが結構大事な位置にいたと思う。
それは”待て”を命じられた芳佳と同じ焦燥で、しかし彼女には翼がまだある。
片道切符でも、誰かを護るためなら宮藤芳佳は飛ぶ。
©2020 島田フミカネ・KADOKAWA/第501統合戦闘航空団
歩夢が人格を置く土台に、強く走った亀裂を知らぬまま、楽しい時間は過ぎていく。ホントに中須は浅はかだなぁ…そこが良い可愛い。
周りが楽しく騒ぐほどに、歩夢と侑を包むシリアスな静けさ、強い視線の致命的なズレは強調される。
©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
ニジガクはとにかく、自分が何を作ってるか、それはどういう文脈の中にあるのかという視力が強い。
一年組の構えない関係性が、情熱の突破口を生み出した前回をしっかり受けて、しずくと中須の仲良しでエンジンスタートさせる視力。
©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
そして一人の思いじゃ足らないなら、みんなの願いを足せばいい。
足下遥か、運命の闘いに邪魔をさせないために奮戦する姉妹(シロもいるよ!)から届いた、決戦の剣。
それは”一人”であったりりが掴み得なかった、多様性と可能性の刻まれた刃。
©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト
さて迷える刃を止めたのは、恩義に踊る飛苦無。
悪童軍団参上と、譲れぬ思いをたぎらせて、無頼派VS芥川親衛隊、河原の大乱闘開始である。
『やっとる場合か~!』と思わずツッコんだけど、久米くんの鎬念仏片手受けが格好良かったから許す
©2016 EXNOA LLC/文豪とアルケミスト製作委員会・テレビ東京
ナイティに前髪巻き、ラビリンの就寝姿が大変可愛らしいが、兎と犬と少女は仲良く暮らしている。
ラテ様は現状、ビョーゲンズ感知装置が付いたただの犬…つうか病弱な児童犬なので、極力平和で温かい環境で暮らして頂きたい。のどかくん…頼んだぞ!
©ABC-A・東映アニメーション
大ローマの叡智を継ぐウェールズの子として、トーガめいた白布で身を覆う。
”ヴァイキング”の汚れた装束など、誰が着るか。そういう教示が香る晴れの衣装は、同時に死衣にも見える。
報奨を賜る舞台は、首が乗っかる土壇場。諸侯が見据える処刑場。
©幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会
しかし、別の道があってくれてもよかろう。
そんな視聴者の思いを背負うように、ビョルンはアシェラッドの寂しさを、それに寄り添いたかった己の思いを、言葉と刃に乗せる。じゅ…純愛…。
決意の一刀は見事摺り落とされ、アシェラッドの刃は友をえぐる
©幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会
7年後のエピローグを、立派なジャーナリストになったウルガーから始めるのは凄く好きだ。
自分を守る防具であり、兄の生き方に自分を縛る鎖でもあった帽子を、”父”の前で脱ぐ。生身で向き合う。
そういう強さを、少年は手に入れた。
© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会