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『ゲーム・オブ・ヴァンパイア』
誰でも惚れさせる能力を持った半吸血鬼の命が、学園に潜伏する吸血鬼を探し出すミステリ作品。
人狼ゲームのような雰囲気の、本格モノと言って差し支えないミステリ要素に、吸血鬼の設定や、登場人物同士の感情の取り込み方が見事で、中々に面白かったです。
『姫騎士様のヒモ3』
マシューのアルウィンに対する狂気的な愛のお話。
マシューが「比較的」まともに戦うバトルシーンが多く、今まで以上にマシューがカッコ良かった。
前巻までよりノワール分は薄めですが、その分ファンタジー色が付いた、相変わらず口汚い表現を楽しめる面白い作品でした。
『月の白さを知りてまどろむ』
これは面白い。
和風をベースに洋風をプラスした奥深い世界観。
独特なキャラクターと、感情移入必須なストーリー展開。
堅物のシシュとしっかり者だが脇の甘いサァリの、焦れったい恋愛の絶妙なスパイス加減。
どれをとっても素晴らしい、恋愛ファンタジー作品。
『ハリボテ魔導士と強くて可愛すぎる弟子』
勘違い系ドタバタコメディ。
天才的な頭脳だが、MP5で戦闘力皆無なタクト。
そんな彼の平穏な生活を、ポンコツな言動で頭から破壊してゆくマルカがいい味を出した、所々でつい笑ってしまう作品。
スルッと読めるお話で、面白かったです。
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『啼かないカナリアの物語』
喋れない魔法使いの少女・カナリアと、相棒で模造鳥のシャハボによる冒険譚。
可愛らしいキャラクターと美しい世界観の元で描かれる、厳しく、過酷な物語。
カナリアの芯の強さや健気さ、そして2人の友情が光る、心温まりつつもハードな作品で、面白かったです。
『親友の妹が官能小説のモデルになってくれるらしい』
親友の妹・鈴音ちゃんをモデルに竜太郎が執筆した官能小説が本人バレしたことをきっかけに、小説のネタと理由をつけて変態プレイを繰り返すお話。
鈴音ちゃんの竜太郎に対する、ド変態プレイの描写が大変秀逸な作品。
とても笑えるお話でした。
『灰原くんの強くて青春ニューゲーム3』
3巻にして既に、安定した面白さ。
初々しいヒロインの心情の変化の描かれ方が、素晴らしい。
星宮がメインヒロインで、親との葛藤やそれを通じた独立がテーマ。
星宮の夢や希望に向かって進む姿がまさに青春という感じで、良き作品でした。
『隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない2』
連、ミル、琴乃3人の映画撮影を通じて描かれた、とてもとても良い、青春モノでした。
能力や考え方の違いから起こる、悩みや衝突。そこから最終的な決着に至るまでの、感情の揺らぎの描かれ方が、とても凄かったです。
『君と紡ぐソネット~黄昏の数学少女~』
作者の数学への愛が伝わってくる美しい作品。
数学が苦手な関数馬が、高木環との偶然の出会いを通じ、自身の将来を定めてゆく青春モノ。
数馬が徐々に数学への情熱を持つ様が魅力的であると共に、有理や圏との不思議な距離感のラブコメも楽しめる一作でした。
『週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。』
ふんわりした雰囲気で良き。
超インドア派の黒山香月が、アウトドア派の四海道文香と出会い、キャンプを通じて自身の世界観を広げるお話。
黒山香月が徐々にキャンプ魅力を感じてゆく様子が楽しげで、活き活きと描かれていて良かったです。