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「河童みたいに春先に衣替えすれば良いのにぃ」今野円は暑そうに言う。「あれ衣替えなのかよ。よしんばそうだとしても逆に時期早いだろ」口井章は間隔を空けずに突っ込んだ。「そうだよ。スフレは少し早いよ」牧田スガは自戒をした。 #えんすけっ!
「どうでもいいけど暑いねぇ」手でパタパタと首を扇ぎながら、今野円は言った。「まだちょっとあるからね。衣替え」口井章は頷いた。「そうだね。今シーズンもそろそろ食べ納めだね」牧田スガは熱っと言いながら中華まんを頬張った。 #えんすけっ!
「妖精バトルカードの妖精画良かったですょ」今野円は納戸累湖に感想を述べた。「ええ。あの妖精はカツカレーにしたら美味しそうでした」「きもすぎだろ」口井章が思わず突っ込みを入れる横で牧田スガはゴクリと大きく喉を鳴らした。 #えんすけっ!
「でたょでたよぉ〜」今野円は口井章にカードを差し出した。「またそのきもいカードかよ」「あきちゃん刻一刻と流行は変わっていくんだょ」妖精バトルカードも一部にしか受けていないが。「どうでも良いけど前のカードよりきもいな」 #えんすけっ!
「このだぶったカードあきちゃんにあげるねぇ」今野円は口井章にカードを一枚渡した。「いらない」「そんなあきちゃんに耳寄り情報ぅ〜。今度は降霊術バトルカードを製作中って言ってたょ」全く聞いてない。「絶対にいらないからな」 #えんすけっ!
「百目鬼さん、それ偽汽車の類ですよ」八百留朋は百目鬼園子にいい加減な回答をした。「八百留シショー流石ですっ! ニセって車種は知らなかったですっ! でニセ何系ですか?」「何系って?」完全に園子にペースを持ってかれた。 #えんすけっ!
「雨降っちゃったねぇ」今野円は柳田邸の窓から見える桜を見つめて残念そうな顔をした。柳田先輩の計らいで雨天時は柳田邸で花見をする話になっていた。「まどかちゃん、忍先輩が天麩羅揚げているよ!」牧田スガは嬉しそうに言った。 #えんすけっ!
「良いタイミングだし、お花見に行こうよ」牧田スガは力強く言った。「そろそろ満開だしねぇ。でもぉ天気が心配だょ」今野円がそう言うと口井章が首を横に振った。「雨が降ったら屋内でお弁当でも良いよ」花見も穴見も関係ないのだ。 #えんすけっ!
「あきちゃん、これぇ」と言って今野円は口井章に卵を渡した。「何だこれ?」「イースターエッグだょ。あきちゃん知らないのぉ?」渡された卵を見ると真っ赤に色付けされ、目玉が一つ描かれていた。まどかきもいよと口井章は呟いた。 #えんすけっ!
「知らないなんて恥かくところだったな。常識だぞ」「勉強になりますぅ」南方楠美の言葉をメモしながら今野円は頷いた。「嘘ばっかです」寺田とらが割って入った。注意された楠美は脱力して舌を出した。「あぁ〜ながながながべぇ〜」 #えんすけっ!