まいなす@コミティア151 東1せ28a第11航空廠さんのプロフィール画像

まいなす@コミティア151 東1せ28a第11航空廠さんのイラストまとめ


車好き、ヒコーキ好き、バイク好きの人です。
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1週間お付き合い感謝です。トリは朝日A-26長距離機(キ77)。東京-ニューヨーク間無着陸飛行を目指して作られた。太平洋戦争勃発で行き先をベルリンに変更するも、シンガポール離陸後南溟に消息を没した。残された1号機は非公式だが16435キロの周回飛行距離記録を残した。まさに機能美の極致だ。

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12番 藤原式燕号軽飛行機:関西を中心に活動していた飛行家、藤原正章のために伊藤音次郎が設計製作。設計そのものは同じ伊藤の設計による恵美号を小型化したもの。稀有なエルブリッジ2サイクル4気筒航空エンジンを搭載する。藤原は事故を繰り返し、のち作家稲垣足穂のグループが買い取るも飛行せず。

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10番 ポーラン-タタン・エアロトルピーユ:1911年初飛行。航空草創期の設計者であるビクトル・タタンが設計、飛行士であったルイ・ポーランが製作した流麗な飛行機。ノーム50馬力ロータリーエンジンは胴体内に格納され、長い延長軸で後端のプロペラを回す。最高速度145km/hは当時としてはかなり高速。

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8番 川西K-2競速機:川西機械飛行機部が独自に作成したエアレーサー。大正12年時点では世界最先端の完全片持式低翼単葉、胴体後部を垂直安定に使うことで尾翼抵抗を減らす工夫など、設計者関口英二の個性全開である。改良しながら数回飛行したが振動問題や離着陸速度が速すぎて危険なのでお蔵入り。

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7番 航研長距離機:東京帝大航空研究所が航空理論の集大成として設計製作した長距離記録機。当初国産のディーゼル機関の搭載を予定していたが、ものにならずBMW9航空エンジンを魔改造したガソリンエンジンを使用した。引き込み式の脚やキャノピーを持つ白魚のような美しい機体だ。復元機見に行きたい

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6番 アルバトロスDIII:WWIのドイツ機は水冷エンジンと丸い機首、木製モノコックが美しくて好き。中でもこのDIIIはフランス機のようなV字翼間支柱と一葉半の主翼が美しい。メルセデス直列6気筒170馬力(のち200馬力)で連合国戦闘機より高速を誇り、血の四月と言われる優勢状態を作ることになった。

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4番 川西K-12「櫻号」長距離機:太平洋無着陸横断一番乗りを目指して帝国飛行協会と川西航空機が製作した特殊機。一般市民の寄付で製作されたが、思うように寄付が集まらず、また主任操縦者の後藤勇吉が訓練中に墜死したこと、航空局が機体性能不足で太平洋横断は不可能と判断したためお蔵入りに。

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3番 九六式三号艦戦:原型機の寿型空冷星型をモーターカノン付イスパノスイザ水冷12気筒に換装したもの。写真が残っていないため謎の機体だが図面で見る限りバリエーションの中では最も美しい形状。肝心のモーターカノンを国産化できず試作のみ。たぶんこの絵のような逆ガルではなかったはず^^

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2番ブガッティ100P:エットーレ・ブガッティとルイ・ドモンジュという2人の天才の夢の結晶。串型に配置したブガッティ50型450馬力エンジン2基を反転プロペラに伝達する。前進翼とY字型の尾翼は1930年代の設計とは思えないアバンギャルドさだ。2次大戦勃発によりお蔵入りとなり飛ばず(また飛ばん)

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順不同でいきます。
ペーニヤPC7:シュナイダートロフィー獲得を目指して作られたイタリアの変態飛行機。水上機だがフロートでなくハイドロスキーを使い、テールのスクリューで浮上した後クラッチを切り替えて機首のプロペラを回す。残念ながらそのクラッチに難があり飛ばず(飛ばんのかい)

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