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どうやら、無理やり次元に大穴を開け、消失した島をまるごと呼び戻そうという魂胆らしい
隊長「また、これは突拍子もない…」
盟主「世界には修正力がありますので、いい感じに広がりさえすれば、あとはイイ感じにスッポリハマるでしょう」
――地球。元離終島海域。現空き海――
盟主『と、いう訳で
【あちらから巫琴が次元に僅かな亀裂を入れたら、こちらからその亀裂を大きく広げてほしい】のです』
琴里「そのために
【ここでみんなに最大出力の一撃を放って欲しい】って事、ですね?」
令嬢「はァ!? 来れたなら帰れるんでしょうに!
このコたちも全員連れて帰るのよ! 必要なら何十回でも何百回でも往復して……!」
モブ1「ご、ご主人~!」
モブ2「またお日様楽しみ~~♪」
ひよこ「おお…。なんたる僥倖……!」
令嬢「まあいいわ。こうして来てくれたという事は、私たち帰れるの?」
モブ1「怖いにゃ~~💦」
モブ2「恐ろしいにゃ~~💦」
見える空間は相変わらずグネっており、なにやら幾何学的な雰囲気だ
なんだか酔いそうだし、長時間居続けたらどうなる事やら……
巫琴「残念ながら、私一人では……」
どうやら、爆発で発生したマイクロブラックホールに巻き込まれ、偶然この異次元へと落ちてしまったらしい
令嬢「というか、アナタはどうやって来たのよ?」
巫琴「それは、ゲートチャンネルサーバーのちょっとした応用で…」
琴里「それって単なる不法居住…」
元旦テロリスト『じゃかァしィ!!
とにかく貴様らはこの
【ガス惑星一個まるまる圧縮弾】で粉微塵にしてくれるわ!!』
忍「ぎゃあ!? それは三軍条約違反兵器だ!!」
そうしてテロリストたちは、なんか危険そうなミサイルを浮遊島へと向ける…!!
HS「ん? その星系って、元から生物が住めない星しか無かったから事業対象になったんじゃあ?」
GT「むしろ強すぎる太陽光を制限したので、氷結惑星に適度に水が出来きましたが
三軍の騒乱が続いたせいで、恒星エネルギーを採集するだけに留め、他の星は放置されていたような…」
元テロ達『……』
隊長「グンリロゼ式ダイソン球!?
スカイフォール以後の次元開拓で、他星系恒星からエネルギーを得る事業という、あの!?」
灰被り「EXMの大量生産技術で建造し、バイロンの一部も出資したという、あの!?」
姫「マクシオンも一目置き、開戦前に偵察を送る一因になった気もするという、あの!?」
――少し前。元旦。日に出くらい――
巫琴「もうすぐ初日の出~~」
そこ頃、巫琴は家族や仲間たちと共に、レアルタから初日の出を見に来ていた
大勢の観光客も、皆一様にその瞬間を観覧中だ
そして、日の出の時間はもうすぐやってくる……