//=time() ?>
【エイサー】
みんな大好き沖縄の郷土芸能。お盆の時期に戻ってきて帰りたがらない先祖の霊を、太鼓で脅して再び彼岸に送り届けたことが始まりとされている。時代の流れや団体によって様々なスタイルを持つ。
【本地花笠踊り】
広島県の花笠踊り。とある武将が城攻めの際に、派手な踊り子衣装で太鼓の中に武器を隠し持った部下を侵入させて見事に勝利を収めたという逸話から生まれた。踊り手は全員が女装した男性。
【麦屋節】
合掌造りの家で有名な富山の五箇山に伝わる民謡の一つ。源氏から逃げ延びた平家の落人たちの心が映されたもので、歌詞にも踊りにも不条理な世の中への哀愁と、それに反発するかのような勇壮さが込められている。
【こきりこ節・ささら踊り】
こきりこ節は合掌造りの家で有名な富山の五箇山に伝わるもので、日本最古の民謡とされる。ささら踊りは五穀豊穣を祈るための芸能「田楽」の一種で、煩悩の数に見立てた108枚の板を繋いだ楽器「びんざさら」を持ち、波立たせるようにして踊る。
【御陣乗太鼓】
石川県の芸能。とある武将の手によってある村が攻め入られた際に、武器を持っていなかった村人は木の皮に海藻をぶら下げた恐ろしい姿で太鼓を打ち鳴らし、気迫のみで敵を追い払ったという。その猛々しい伝説から生まれたもの。
【なまはげ】
「泣く子はいねがー」でお馴染みの秋田県男鹿半島のトラウマメイカー様。その正体は怠け心を戒め、五穀豊穣を祈り、災いを鎮めるありがたい来訪神。昔話の中で999段の石段を積み上げた鬼がモデルと言われている。
【虎舞】
前後二人がかりで荒々しい虎を演じる、主に岩手県の沿岸部に伝わる芸能。「千里を行って千里を戻る」という伝説を持つ虎に「漁師が無事に海から帰ってくるように」という祈りを宿した踊り。伝承された土地によっては白虎や雌の虎もいる。
踊りの後は大量のカンナガラ(ドロノキを削って作るお背中のモフモフ)が落ちているが、持って帰るとお守りになる。長くて綺麗なもの程ご利益があるそう。ししと囃子の他にふくべ、中たいこ、刀かけという踊り手がいて、ししは全ての踊りの経験者が務める。後に種ふくべという全体のまとめ役を担う。
【しし踊り・幕踊系】
しし頭と白いカンナガラと全身を覆う幕を振るって踊る岩手県の芸能。
「しし」は農耕を示す牛、繁殖を示す鹿、水の神を示す龍を混合した架空の霊獣。角が牛、目が鹿、鼻が龍である。また背中には山鳥の羽と幣束があり、それぞれ太陽と雷を示す
【鹿踊り・太鼓踊系】
鹿(しし)頭を付けて跳ね回り背中の長いササラを打ち振るわせて踊る岩手県の郷土芸能。囃子を自分で演奏するため、踊り手は鹿と歌と太鼓の三役をこなさなければならない。装束の総重量は15キロにもなる。