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顔を伏せるセイレーンの元にプリンスとプリンセスが到着した。
何があったのか問おうとする二人だったが、それより先にセイレーンの口から問いがなされた。
「ねえ、プリンス。聞きたいことがあるの」
気絶したラクシュミの傍にセイレーンは急ぎ駆け寄る。
そしてラクシュミの右頬に浮かんだ星形の印、魔法に目覚めし者に浮かぶ消えぬ刻印に気がつくのだった。
(やはり、あなただったのね……)
「ラクシュミ……」
しかしラクシュミは振り返らない、セイレーンはさらに一歩踏み出し呼びかけた。
「……ラクシュミ!」
するとラクシュミは今度はゆっくりとセイレーンの方へ振り返ってみせた。
その瞳にいっぱいの狂気を宿して。
(アイマス)エピソードシャドウ、ラクシュミ編(最新更新分まで) - Togetterまとめ https://t.co/OJbboyguBN @togetter_jpさんから
終局間近。もう少しだけこの物語を見守ってください
シーン7 懺悔と悔恨,そして祝福
その場所は先ほどまで確かに森であった、しかし今はその面影もない。
木も草も虫も動物もモンスターも、確かにそこにあった命の営み……その残り香さえもなく、ただすべてが土となり大地に横たわっていた。
「まさか、ラクシュミ……?」
次の瞬間、セイレーンの視界が光で埋まる。
それはまるでこの世に溢れる光を全てその場に集めたような、そう見紛うほどに綺麗で眩い煌き。
その光は空に集い、やがて一つの星となった
身震いするほどの魔力を感じセイレーンは足を止めた。体が竦み、動くことができなかった。
(この魔力……魔王様!?)
そんなはずはない、しかしそう思わずにはいられぬほどその力は強大で、残忍で、しかしどこか純粋だった。