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緑椿さんのイラストまとめ


本と昼寝が大好きです。 只今積読消化中。

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「兄上、夏休みはどこに行きますか?」

「休みなど、あるかどうかすら分からぬ。」

(兄上は社畜でいらっしゃるから・・・。)

「・・・何故、黙るのだ。」

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夜の王、鬼の首魁
射干玉の闇よりなお昏い

其は全てを超越する者なり

3 22

  

真夏でも、できればスーツを着ていてほしい。

兄勝はきっちりネクタイ派
弟壱はノータイ派

クールビズとはなんぞや?

2 16

 

兄上、今宵の酒肴は極上の
おれの甘露を味わって

4 20

  

本日は晴天なり
ソフトクリーム日和

3 18

 

兄上のおっしゃる通り
おれは狂っているのです。

でもおれを狂わせているのは貴方だ。
・・・貴方ですよ。

貴方こそが、おれをおかしくしている
狂気の源なのです。

3 15



私の正気を、誰が証明してくれるのか?

私はもう、溺れている。
私はもう、狂っている。

私はもう夜の中を沈んで、逝く。

3 17

  

躊躇いがちに顔を寄せた。
深く口付けて、乱すその前に
その美しい顔を、おれは瞳の中に焼き付ける。

3 17

 

不意に腕を掴まれて振り向くと
そこには縁壱が立っていた。

家人だからといつもは遠慮がちな手が
学生服の袖を掴み、今は無言で
巌勝に訴えかけてくる。

「どうしたのだ?」

尋ねても答えない。
珍しく顔を歪ませて、今にも泣き出しそうな
悲しげな顔で巌勝をじつと見ていた。

3 16

   

「兄上、好きです、愛しています!」
「・・・お前はいつもそればかりだな。」

3 14