化物語20巻
西尾維新原作の怪異譚コミカライズ。
暦と生死郎の戦いが決着したのも束の間、羽川サイドの苛虎との戦いも苛烈に。
原作の独特なテンポ感を残しつつも、迫力ある作画で魅せるので、読み口はカロリー高め。
表紙絵は少年漫画としては官能的すぎるけど、直接表現なしでこの色気はすごい。
赤羽骨子のボディガード1巻
ヤクザの頭の隠し子である赤羽骨子を、ボディガードとして集められたクラスメイト全員で守り抜くスークルアクション。
アクションの良さもさることながら、裏切り者の存在を示唆する展開作りも巧み。
尽宮正親というキラーキャラクターがいるのも強すぎる。
あやかしトライアングル12巻
今冬からアニメもスタートする矢吹健太朗先生作のバトル&ラブコメディ。
秘術により性転換してしまった主人公を中心に様々な三角関係が描かれているけれど、元男と知りながらも意識し始めているニノ曲先輩が初心で可愛らしい。
ガヴリールドロップアウト13巻
地上で生活する天使と悪魔達の賑やかな学園生活を描いたゆる萌えコメディ。
3年生に進級する中で、天使の新キャラクターが登場。ヴィーネがガヴに対してめんどくさい重めの彼女づらムーブをかましてるのがめちゃくちゃ愛おしい。
卒業と同時に終了するのか否か。
八十亀ちゃんかんさつにっき13巻(完)
名古屋色強い女子と東京出身の男子を主人公とした、東海地方愛に溢れたご当地スクールコメディの最終巻。
八十亀の過去に触れる修学旅行で、陣くんがちゃんと主人公してたのが嬉しい。最後にかっこいいところ見れて満足。
最終話がドラゴンズ回だったのも最高。
リコリス・リコイル公式アンソロジーリロード、リピート、リアクト
アンソロジーって普段買わないけど、どの作者さんもリコリコに対する造詣が深くて感心。
特にリロードではキャラデザ担当のいみぎむる先生がリコリコメンバーをかっこよく描いていて良かった。欲を言えば真島成分が足りない…。
焼いてるふたり9巻
マッチングアプリで出会った夫婦が転勤先の浜松でBBQライフを送るゆるアウトドアコメディ。
今巻の見どころはなんと言っても主人公の同僚の幼馴染が夢を語るシーン。
自身の異常性を一切自覚していないという狂気がさらって描かれていて、この作者の一番良いところが堪能できる。
女優めし2巻
国民的女優が庶民的な食べ物を楽しむ、もはや古典的とさえ言える形式のグルメ漫画。
グルメ漫画特有の心の声の騒がしさも、主人公が女優という設定によって無理のない仕上がりになっている。
それ故かくどさもあまり感じず、インパクトはありつつもすっきりとした読み口が心地よい。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜28巻(完)
頭脳明晰な高校生たちの恋愛的駆け引きを描いたラブコメディの完結巻。
前巻から引き続いて各キャラクターの最終回を描くエピローグ展開。
どれも良いエピソードで締められていて、最古参のファンとしてはアカ先生には感謝しかない。最高や。
よふかしのうた14巻
不登校の少年と吸血鬼たちの夜更かしを描いた少年漫画。
遂に主人公の母が登場し、家庭環境が判明。ネグレクトについては創作物なので置いておくとして、基本的には良い母親で良かった。
そして物語は修学旅行編に入り、吸血鬼以外のキャラクターとの掛け合いもいい感じ。