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”三筆”弘法大師(空海)は、勅命で揮毫した應(応)天門の額の文字の点がいつの間にか失われていたので、筆を投げて正した話がある(今昔物語集「弘法大師亘唐傳真言経帰来語第九」)。江戸時代になると、空海が揮毫の時にすでに書き違えていたと解され「弘法も筆の誤り」のことわざとなって普及した。
【自天親王の兜】前田青邨は、川上村を訪れた際に特に許され、開かずの蔵から村の総代十数人が榊の葉を口にして、大事に取り出された門外不出の兜を、近くの小学校で、彼らに見守られるなかで写生したという(日本の冑ー前田青邨スケッチ集より)。現在春日大社の国宝殿に展示中(9/7まで)。