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コミケにゆけなかったぼくに、いとうのいぢさんからサークル富士壺機械の同人誌とカレンダーをご恵送いただいた。ありがとうございます。表紙の三人、『水星の魔女』のスレッタとミオリネ、そして『チェンソーマン』のパワーですか。のいぢ版のパワーちゃん、可愛い。ちよっと角を撫でてみたい。ダメ?
コミック『滝夜叉姫 陰陽師絵草子』1・2巻を読む。夢枕さんの原作を伊藤勢がマンガ化しているが、あとがきを読むと原作離れしている様子だ。ぼくが面白ければ良しとする適当な読者のためか、幻想を絵に定着させるだけの蓄積と力感の漫画として、『天竺風雲録』につづき人物背景とも大いに楽しめた。
『メイドインアビス』(原作の方です)11巻まで読了する。この絵柄の三頭身キャラで、地底(ということを忘れてしまうが)でみんな滅びてゆく話は、原作とアニメ二本立てで読んでもよくわからない。なのに緊張の糸が切れず面白い。ぼくの既成の劇作法では手に負えず、結局トボトボついてゆきました。
原作未読(ぼくも読んでいない巻が多いけど)の方のため、4巻カパーをご覧にいれます。
光瀬龍さんの原作を萩尾望都さんが高いレベルでマンガ化した『百億の昼と千億の夜』が完全版として出版された。ぼくはその昔「少年チャンピオン」で連載されたとき読んでいたが、一冊になった本作に接して、正しく金字塔だと思い知った。時間空間人間を超えたスケール!少年で少女の阿修羅王に萌える。
近作『馬鹿みたいな話!』に寄せて「次は昭和48年のアニメ界かな」と予測した方がいた。残念ながらアレは三部作のトリで後がなく、ぼくは44年前この長編を書いていますから。那珂一兵原作のアニメ『トコトンくん』が放映された時代です。装画ダイナミックプロ。ソノラマ文庫のときと絵が違います。
ご紹介が遅れたかな ? 記憶が怪しい。『ペリリュー』の武田一義さんがイベントやツイッターに発表したイラストを集めた同人誌です。いつもながら、バビルさんに贈っていただきました。右ページに鉄兜の髑髏、左ページに平和な日本の家庭団欒。刺さります。
コロナで未刊だったインタビュー誌8巻がアンド・ナウの会 高倉さんの手でぶじ出来上がりました。表紙は島本さんの熱筆です。その昔書いた異世界SFチャンバラ、またこんな無責任なものを書きたいな。冬コミに出展したのち、アマゾンなどでも扱う予定だそうです。どうぞよろしく。では、良いお年を!
磯貝さんから恵送にあずかった南信長さんの労作『漫画家の自画像』を読み始める。対象がマンガ家だからこそあり得る切り口。とはいうものの膨大な記憶と資料の集積を必要とする。『蛸の八ちゃん』が水泡画伯を訪問?する一席の懐かしかったこと。トキワ荘のみなさんも自画像で接するから感懐ひとしお。
司馬遼太郎原作のマンガを頂戴、読了する。『ペルシャの幻術師』1、蔵西の絵。この方の作品は初見だった。司馬原作は幻のデビュー作と帯にあり、週刊文春連載だったと知り、迂闊。活字文化の中核にまでマンガの香りが馴染まれたのか。文春漫画読本にひっそり登場した頃の、手塚作品が思い出される。