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長谷川哲也先生の「ナポレオン」でアルプス越えの際,恋に悩む登山道案内の少年とナポレオンの遣り取りがいい。仕事に命を懸ける少年を男認定した彼は「恋にも命を懸けろ」と言い「男の人生に後悔は不要だ」と助言する。自分が何らかの決断を迫られた際,後悔の無い選択を心掛ける様になった所以である。
「ナポレオン」連載開始当初の長谷川先生は,女性を描くのが苦手で母親レティッツィア,フランス王妃マリーアントワネット,皇后ジョゼフィーヌの3人しか描きたくないと仰れておられたが,高坂桐乃をモデルにしたプロシア王国后妃ルイーゼは容姿より内面をモデルに描かれ,「ラノベ文法」を会得されたのだ。
アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主題歌は断然「ムーンライト伝説」だが石田敦子先生の漫画「アニメがお仕事!」第7巻巻末の「あのOP一回も「セーラームーン」て言っとらんが」「でも完全にセーラームーンのテーマになっとって,それ以外ありえんがぁ,それがすごいんよー」という指摘に思わず唸る。
#僕たち私たちが観たい地上波
スティーヴン・キング原作では1番好きな「デッドゾーン」
親の因果が子に報う「ザ・ブルード 怒りのメタファー」
超能力者VS超能力者「スキャナーズ」
痴情のもつれが怪物を生む「ザ・フライ」
「人造人間クエスター」
本作と横山光輝氏の「マーズ」は共に自らの使命を忘れた人造人間が主役だが,次第に明かされる使命は真逆。人間の持つ,獣の本性と可能性の何れが重要なのか?人間の獣性から宇宙の平和を守る事と,人間の可能性を見守る事の何れが重要か?70年代は沈思黙考させられる作品の宝庫だ。