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「勝負カナッ!」
黒海老の殻はギルバの斬撃を弾き返すが、焼付けていない他の装甲部が切り刻まれる
「詳しい事情は知らないカナッ!でもお前のやろうとしていることが正しいとは思えんカナッ!」
どんな斬撃にも臆することなく19は向かっていく
「ネグロ!何を言われても迷うなカナッ!」 https://t.co/F7ENHeEsAA
「かかってこいや♪」
ミイコはカタナブレードを構え、赤と青の凄絶な打ち合いを眺める
「あーはー…アルトじゃ無理だ!」
なら何でスサノオじゃないんだよ!とツッコミまれそうな一言を漏らす
無理でも何でも否応なしに打ち合いには巻き込まれていく
「やべー!助けてー!グレイブさーん!」 https://t.co/F7ENHeEsAA
立ち込める光の渦
遥かなる星の向こうへ
真っ白な視界が晴れていく
「呼びました?呼びましたね?そう!呼んだんですよ!ネグロさん!ご無事ですか~!?」
ミイコは再び、E01の戦場に降り立った!
「普段、整備している変な機体に比べたらプラモデルみたいだったそうですよ?」
「…うるせー」
「あと3日貰えたら、機体単独でゲート転移させてみせると豪語してましたよ?」
「あーはー♪ぜってーごめんですよー♪」
いつも通りの軽口を叩いてゲートに飛び込む
転移先はE01!
続
「あーはー♪火山惑星戦で
うちが勝ってよかったですね~」
「私用で使うもんじゃないんですよ?」
ミツホは基地内の連合軍ゲート転移装置の前にいた
「しかしうちの整備士がここまで優秀だったとは…驚きです!」
整備士が突貫工事で仕上げた強襲用アルトはかなりの出来だと素直に感心する
続 https://t.co/sFLiTwDQH6
「調査しろって言われても…ザ・瓦礫です」
倒壊前の目撃情報として獣耳、美女、サラリーマン、メイド、小型EXMに蝶型機体…そしてヒヨコ
「…あーはー♪これはきっと地中にあった不発弾のせいですね~♪地盤調査不足の手抜き工事です♪」
何としても闇に葬らねば…触らぬヒヨコに祟りなしである
#30MMUKN
「…あーはー♪もう笑うしかありませんね~。あははは」
さぞかし立派なホテルだったんでしょうけど…
「まさに瓦礫オブ瓦礫です」
ミイコの手元には集められた報告書があった
「見たくねーです」
どうやら倒壊(?)したホテルは連合のお偉いさんも何かと便利に利用していたらしい
続 https://t.co/Otw7WZPszN
@30mmojisann 「ほんと楽で早いカナッ♪これがあれば海賊稼業も安泰カナッ♪」
ネグロへの返事と一緒にモリを突き出す
「315のアホウは何かモタモタやっててまだ来てないカナッ…遅れててごめんカナッ!」
突き刺したEXMをそのまま次の標的目掛けて投げ付ける
「その分は僕が頑張って働くカナッ~♪」
彼の名は
コイサ・A・ルーマノ
通常、部下A
彼は重度のモブシンドローム(量産機依存症)患者である
「なんと今なら砂地戦と海洋戦が選べます!」
「うるせー!それはただのカラバリだー!」
「どうして嫌なら、もうジャンクから組み立るしか…」
「最悪ですよー!!」
どっちで出撃しよう…
#30MMOi幕間
ガチャ、ゴソゴソ
「ボス、釈放です」
「…うるせー」
やれやれとを肩を回しながら部屋を出る
「さて、出掛けますよ~♪スサノオを整備は終わってますか~?」
「ええ、ですが…スサノオは出撃禁止と大本営から御達しが」
「なぜに?」
「…クトー中尉が消息不明です」
続 https://t.co/wSoloCz7EU