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ツェラシェルイベント時、朝帰りする女主に、
「危険な目に遭っていたわけではないな?なら、いい」
とだけ言って出かけていく兄様と、その直後どこからか姿を現して、
「ああは言ってたがな、お前さんの兄貴、恐らく一睡もしてないぞ。……まあ、ほどほどにな」
と目が笑ってない笑顔で釘を刺す剣狼
酒場の営業時間外、誰もいないときに調理場を借りてゼネテスが料理を作っている。女主はその様子をカウンター席に座って眺めていた。
数回手料理をご馳走になった頃、女主はゼネテスにエプロンを贈った。ポケットが付いているだけの、何の飾りもないものだ。今日も彼はそのエプロンを着けている。