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姉はいつも、自分の誕生日にパンケーキを作ってくれた。──幼い姉が初めて作ったパンケーキは、不恰好で、所々焦げてほろ苦かった。
今は姉の料理の腕も上達して、ほろ苦いパンケーキが出てくることはなくなったが、初めて姉が作ったあのパンケーキが、チャカにとって人生で一番のご馳走。
「誕生日のプレゼントは何がいい?」
と女主ちゃんに聞かれて、
「一緒にお出かけがしたいです……できれば、皆には内緒で」
と答えた結果、庶民に変装して街中を少しだけお散歩することができた新女王様の妄想
(※ただし周囲にはばれている)
髪の毛をおろしているときのフェティ様が見たい、お着替え中のラッキースケベだとなお良し
そして少し顔が赤いフェティ様に、
「これだから下等生物は……!」
と罵られた主人公(男女どちらでも可)には、
「別に見たくて見たわけじゃ……」
と余計な一言を言って火に油を注いでいただきたい