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24話のアニオリと言えばこのフォボス。原作では、ハルオが原付で転倒するのはボロボロになってまで来たと演出するため…と見え透いちゃう感じあるんですが、アニメでは日高さんのフォボスまでもが助けてくれるという理由付けとギャグっぽい弾かれ方でうまく作為を消してるなと。
アニメのほうは怒ってる感じがします。もう来てくれないかと思ったよ! みたいな。それでいてハルオの服を掻きむしるかのようにするのがたまらんです。
こらえきれず泣き叫んだアニメ版だが、原作では最後まで笑顔を作り続けた。ハルオを、自分の青春時代を見送り、ここで断ち切るんだという意志の強さを思い知らされる。あまりに貫禄あるイイ女になりすぎて、生半可な男じゃ声も掛けられそうにない(でもまだ17歳だぞ)。
大野・日高戦の結末。アニメの大野さんは負けて微笑んでみせた。原作からの思い切った改変。意外とこれで正解かもしれない。原作では日高さんが複雑な心境を秘めた顔に感じ入って…となるのだが、正直、そこまでの説得力を持った絵かというとどうだろう。悔しがっていないのは確かに伝わるが…
日高さんの瞳の特徴は2つあるハイライト(なのか?)。連載が進むごとにどんどん大きくなっていきました。
…言いにくいのですが、正直、アニメではごく穏当な表現にアレンジされて良かったと…思ってます…
アニメの宮尾はデレッデレだよねえ~。原作だとこの時期はなんか少しスレた感じあるんだけど。爺やとか日高さんの両親もアニメのほうが暖かくて優しい人たちになってる気がする。個人的には好きな方向かな。
アニメで矛盾を解消しようとしてかえって違和感が生じた部分もある。移住を知った大野さん、原付のハルオに遊びに誘われた途端に後ずさりしたけど、前に「溝の口でストゼロ2やろうぜ」言われた時には嬉しそうだったよね…。まだ移住が間近でなかった、謝ってもらえた、で一応の説明はつくけれど。
ゲーム映像の改変には厳しい制約があると聞くけど、集中線乗せたのは初? 上に被せるのはOKなのか。アニメ見てて時々感じるのは、ゲーム画面にスローモーションの演出とかが許されればもっと分かりやすく出来るんだろうな、と。
斬空波動拳地獄の表現も危ぶんでいたけど弾を新規で描いて解決。
原作の大野さんは「この子もこんな鈍感野郎に惚れちまって」みたいな、同類相憐れむ…とまで読み取れそうな顔。アニメでも敵意が無いのは同じだが、優しいながらも「落ち着きなよ」とでも言いたげだ。原作の表情の再現がここではそんなに難しくないように思えるし、どんな意図で変えたのだろう。