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辻村深月著『ツナグ 想い人の心得』再読。
「愛してる」と言う以上に、愛してるを豊かに伝える本。
自分が思う以上に他人にとっての光であること、憧れ続けた相手が思い通りの人物でなくても構わないと言える程の豊かさ、あなたがいなければ出会えなかったという感謝、それでも共に生きたかった願い。
三秋縋著『君が電話をかけていた場所』『僕が電話をかけていた場所』読了。
人は、その人がその容姿だから、綺麗だから恋をするのか?その人を形作る歴史が変わっても、その人がパブリックイメージの姿ではなくても、恋は生まれるのか?生きる条件が変わっても、変わらない精神性とはなんだろう?
三秋縋著『スターティング・オーヴァー』読了。
かつて光を浴びた分だけ、影も濃い。主役として生きるはずの人生が巻き戻され、日陰で生きる日々。
ここではないどこかを探し、今の自分を否定する描写が続くのに、温かくて優しい印象。多分、拗らせた台詞がいちいち可愛いのと、結論がフェアだから。