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‹あっぷる姫の毎日更新›完了🍎
100話目指してたら126話で終了しました。
応援してくれたみなさん、ありがとうございました。ポケモンスリープにはまり中。

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「きみ、人間の王子様だったの?」

「はわわわ」
紫うさぎはドキドキが止まりません

「報告せず、すみません」
黄色うさぎの言葉に

「よいよ。君が追い出さないって事はイイコなんだろうから」
王様は言いました。

(信頼し過ぎです)
内心、とても嬉しい気持ちです。

0 2

「おんぶしていこうか?」
水色うさぎは心配そうに聞きました。
「抱っこしていこうか?」
赤色うさぎも聞きました。

「だいじょうぶ、じぶんであるけるよ」
あっぷる姫は答えますが、少しふらふらする様子。

「手をつなごうか?」

「うん!」

山道を降りて行きます

0 5

がっしりとビンを持って、塔から飛び立つサスケ。
目指すは、水色うさぎ。

その後方を、追いかける者がいました。
一生懸命走っているけれど、どんどん差は開いていきます。

しかし、諦めることなく走り続けます。
目指すは、あっぷる姫。

0 3

フクロウは、お気に入りの木の枝に居ました。
お昼寝中のようです。

「ふくろうさーん!」
水色うさぎが大きな声で呼ぶと、少しだけ目を開けました。
「起こしてごめんね、姫が倒れちゃったの!」

「ホホウ?」

0 2

起きないあっぷる姫。
…そして聞こえた謎の笑い声。
不安でいっぱいです。

「物知りフクロウさんに会いに行こう!」
水色うさぎは決断しました。

「ふくろうさーん!ふくろうさーん!!」

呼びながら走ります。
お気に入りの木の場所に、居てくれる事を願って。

0 2

黄色うさぎは高い木の上で、武器の手入れをしていました。
空気が澄んで、遠くの方まで見渡せます。

遠くから、かすかに声が聞こえてきました。

「うさぎさん〜うさぎさん〜どこですか♪」
「きいろの〜おぼうし〜うさぎさん♪」

0 5

「戦う強さかぁ…」
水色うさぎさんは考えています。

「戦う力は僕たち弱いよね、お魚よりは強いかもだけど」

真剣な表情のあっぷる姫に、
赤色うさぎさんも答えます。
「戦う強さは、黄色うさぎだよね」

「うん、あの強さは尋常じゃないね」

0 3

「つよいのだれですか?」
あっぷる姫の質問に、うさぎ達は考えます。

「強いのって色んなつよさがあるね」

「赤色うさぎは、握力が強いよね」

「心が強いとか」

「寒さに強いとか」

「暑さに強いとか」

あっぷる姫は首を振りました。

0 3

無言で、じっと炎を見つめ続けるあっぷる姫。

「どうしたの?」
「お魚もっと食べる?」
うさぎさん達が心配して、声をかけました。

あっぷる姫は炎に魅入っていたので、お返事が出来ませんでした。

…しばらくお待ち下さい。

0 2

「やいた!?とな」

焼いたお魚はウマウマでした。
ホカホカしてて、なんかホワッとしてて、パリッともしています。

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