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「うんうんっ、それじゃーさっそく僕たちの出番! 【おとめいとかぷせる商品企画担当】の英央と時田終夜が新商品の紹介をするよー! って、殿!? 寝ちゃダメだって!」
「そうだろう、そうだろう。鷹斗の頭脳はこの私にも匹敵するほどなのだぞ。もっと褒め称えるがよい。――しかし、今回は我らふたりだけの力ではないな。皆が協力し合ったからこそ、意味のあるものになったのだ。……誰ひとり欠けても成り立たぬ」
「あ、まだアカウント乗っ取れてる! サイトのほうは繋がりにくいときもあるみたいだけど、たくさんの人が見てくれて嬉しいね。 やっぱり鷹斗くんってすごいなあ。鷹斗くんさえいれば世界征服もできちゃいそうっ! あ、でも僕は世界を救うほうがいいけどねっ!」
「確実にあとで怒られるだろうけどな。……まあ、こいつらに巻き込まれるのはもう慣れた。神賀の驚く顔はオレも見てみたいし。――それじゃ、あとは今度こそ打ち合わせ通りにしろよ。昼頃にまた集まるんだろ」
「そう言われると、おおごとみたいに聞こえるけど……課題の主旨には沿ってるし大丈夫、よね? ……ふふ、ちょっと悪いことしてる気分。なんだかスパイ作戦みたいでドキドキするわ」
「鷹斗さんがしてくれたハッキンg……いえ、サイトのリニューアルを先生たちに気付かれるのは時間の問題でしょうけど。それをすぐに戻せるとは思えませんしね。いわばこれは、ぼくたちと学校側のネット戦争です」
「ふっふっふっ……僕らは常々、最先端を目指してるからねっ! 言われたことだけをやるようじゃただの小学生……センセーたちの想像を超えてこそ、真の小学生になれるんだよ! にしても、今回はトラくんも参加してくれてよかった~」
「お前が笑顔で爽やかに言うとヤベエ単語に聞こえるなそれ。なんにせよ、お前らもやることぶっ飛んでるっつーか……神賀からの本来の課題は【自分たちで商品を考えて作る】だけだったんだろ? 実際にある学園購買部の公式乗っ取るとかイカれてやがる」
「ごめん、俺のノートパソコンから終夜がアクセスしたみたい。まあ、サイトのほうも書き換えが完了したタイミングだったから、ちょうどいいんじゃないかな。まだ学園の関係者は気付いてないみたいだし……うん、これでジャック完了だね」