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理一郎「次、【うさぎさん】……こんなの商品リストに入ってたか?」
撫子「あ、これは頼まれて私が追加したの」
理一郎「頼まれてって……誰に」
撫子「えっと、本人……? と、とにかく、普段使いしやすいウサギのキーホルダーよ」
「みなさん、初めまして。おとめいとかぷせる宣伝担当の九楼撫子と加納理一郎です。この企画は学校の特別授業の一環で……自分たちで考えた商品を実際に作ってみるという課題です。みんなで考えた商品を紹介するので、よかったらお付き合いください」
「もう慣れっこ、でしょ? えーっと……そもそもこの企画の概要からよね。曲がりなりにも宣伝担当なんだし、ちゃんとした挨拶からするべきかしら」
「あーはいはい、始まった。オレもてめえに足引っ張られて迷惑してるぜ。べつにオレひとりで出来る作業だってのに、後輩の尻拭いさせられたこっちの気持ちにもなれや」
「あのメンバーの中ではぼくたちふたりが比較的、デザインのできる人間だったからではないでしょうか。それ以外でぼくとあなたの共通点など一切ありませんし、あなたと同類のように見られるのはぼくも遺憾です。なぜ央とぼくがコンビでないのか理解に苦しみます」
「トラさんが我慢するなんて珍しいですね。ツッコミを入れたところで、あの勢いが止まるとも思えませんが。なにより、央がやりたいことを止めるなど許されません」