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「……先生はね、とても嬉しいんです。みなさんが自分たちで考えて行動したこと、メンバーで団結してひとつの成功を目指したこと。……教師として満点をあげたい……んですが、さすがに今回は学校を巻き込んでしまいましたからね。怒らないわけにはいきません」
「もう、みんな相変わらずなんだから……。でも、最初は不安だったけど……なんだかんだすごく楽しかったわ。このメンバーだからこそ、こんなに楽しめたんだと思う。みんなと出会う前の自分じゃ考えられないもの」
「うーん……痕跡を調べてみてるんだけど……正直、俺のやり方に似てるところもあって不可解なんだよね……。――あ、ううん、なんでもないよ。それより、西園寺くんと円の喧嘩がけっこう派手なことになってるみたい。俺たちで止めに行かなきゃ」
「ええ……鷹斗がそう言ってくれるなら、心配してないわ。でも、学校側から連絡が来たわけでもないのにサイバー攻撃って……いったい、誰の仕業かしら」
「あはは、そんなに褒めないでよ。なんにせよ、ちょっと苦戦してはいるけど……せっかく俺たち7人が力を合わせて作ったものなんだし、守り抜いてみせるから。……ね、撫子。安心して」
「待て、なんで小学生の特別授業がそんなファンタジーバトルじみた展開に発展してるんだ。……相変わらずお前が関わると規模がおかしくなるな……」
「……じつは、俺たちが乗っ取ったサイトなんだけどね、何者かにサイバー攻撃をしかけられてるみたいなんだ。なんとか対抗してるけど、かなり技術の高い人間の仕業みたいで……防戦一方になってる」
「あ、商品紹介終わった? お疲れ様、撫子、理一郎。やっぱり君たちは息が合ってて素敵だなあ。……って、そうだ。ちょっと2人に知らせておきたいことがあるんだけど、時間いいかな」
理一郎「次、【うさぎさん】……こんなの商品リストに入ってたか?」
撫子「あ、これは頼まれて私が追加したの」
理一郎「頼まれてって……誰に」
撫子「えっと、本人……? と、とにかく、普段使いしやすいウサギのキーホルダーよ」