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ポンコツハートさんのイラストまとめ


制作集団『ポンコツハート』の本陣アカウントです。 BOOTHなどで配付中の一次創作・二次創作に関する情報をお伝えしていきます。御感想・リクエストは此方(marshmallow-qa.com/injkvzoqom884u…)

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▼過去絵&完成絵
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このあと2人をどんな冒険が
まっているかって?

「………ようやく見つけたか。」

それはまた、別のお話。

〜二話目終わり〜

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こうして、いろいろすったもんだありましたが
ティラとタルザエモンは
また新たな場所と旅立ちました。

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「行くぞティラ、長居は無用だわ。」

タルザエモンはティラに声をかけ、集落を後にしようとしたときでした。

「おにいちゃんたち!助けてくれてありがとう!」

やってきた小さな女の子がふたりにお弁当をプレゼントしました。

「なんだ、みんながみんなロクでもないわけじゃなさそうだな。」

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「やなこった。」

そんな大人たちに向かって、タルザエモンはべぇっと舌を出しました。

「危険があるのに教えない。
手助けしてくれと言ったら渋って文句言う。
使えると思ったら手の平を返してコビを売る。
そんな自分勝手な奴らを誰が助けてやるもんか。」

ハッキリと言いました。

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「あいかわらず、すっげぇなぁー。」

タルザエモンが感心したように空を見ていると、まわりにいた大人たちがと歓声をあげました。

「すごい!なんて強いんだ!!」
「アイツラに食料を食い荒らされてこまってたんだよ。」
「是非ともようじんぼうになってくれないか?」

 口々にそう言います。

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ですが、すべては手遅れでした。
ティラはたくさんあったベリブドウを、
もう食べ尽くしてしまっていました。

「しまったぁああああああああ!!?」
「え!?なに!!?どうしたの!!?」
「オガァ?」

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「ほら!オガこれ見て!!」

一方、大暴れしている三人はというと。
カズルは机をひっくり返してオガに見せました。
四角いものを見ると、オガは元に戻ります。

「オガァ?」
「あーえらいめにあったわー。」

なんとか大人しくなって一安心です。

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「ほーれティラ!全部食べていいぞー!!」
「ティー♪」

タルザエモンはどんどんとベリブドウを差し出します。
ティラはうれしそうにパクパクモグモグ、
山のようなベリブドウをどんどん食べていきます。

「あぁ……集落の一ヶ月分ベリブドウが…。」

ゆうぼくみんたちはしょんぼりしていました。

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