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#ナイトレーベンのささめき
ずっと忘れられない景色がある。けれど見た場所を思い出せず、探しても見つからなかった。
霧雨の中、解けた靴ひもを結ぼうとしゃがむ彼女の体が窓になり、そこにあの光景があった。
虹の青色だけを背負い、くちなしの傍らに蹲る十四の少女。
君の窓は僕の景色を映す。
獣が命懸けで戦うのは自分の子孫を残す手段だ。美しさも強さの証だが判断するのはつがいになる雌なのだ。しかし死闘の決着がつかないことに業を煮やした不届き者共は、戦いの最中に2頭の姿を別の生き物に変えてしまった。勝ちの決まりかけていた雄が怯む。敵の滑らかな喉元に目が眩んだのだった。
未成年の僕らが部屋で愛し合うのと小遣いで行ける範囲のホテルで愛し合うとではどちらが親に対して誠実なのだろうね。彼女は鹿の首をとったような顔をしている。僕は亀の頭をすっかり盗られたっていうのに。
#生首ディスコのドレスコード